京大・鎌田流 一生モノの時間術

鎌田 浩毅著
2013年9月13日 発売 在庫なし
定価 1,650円(税込)
ISBN:9784492045121 / サイズ:四六/並/240

頑張らない
考えすぎない
残さず、捨てる

京大理系人気教授が伝授する
「アンチ頑張リズム」の時間戦略

去る者追わず法、入れ物法、ダメもと法、買わずに捨てる法、一事専心法・・・・・・

「時間の勝負」でアウトプットを出す
科学者のシンプルな考え方、働き方

時間をかけて100%を目指すより、できることで80%の結果をすぐに出そう!


「簡単に考えること」「無理をしないこと」
ここに紹介するのはすべて、いたってシンプルで素直な考え方です。
各章を読んで、「面白い!」と思ったところから、ぜひ実践してみてください。

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概要

頑張らない。考えすぎない。残さず、捨てる。「時間の勝負」でアウトプットを出す科学者のシンプルな考え方、働き方。 

目次

第1章 これだけ覚えれば、飛躍的に時間が活用できる!
 漠然と書く――未来の目標はフレキシブルに設定しておこう
 スキマ時間に手帳を開く――直近の仕事から長期目標まで確認する習慣が大切
 「タイムパフォーマンス」を意識する――時間当たりの生産性はどうなっている?
 去る者追わず法――不完全の勇気を持つ

第2章 ちょっとの工夫で時間が倍に増える
 入れ物法――まずは入れ物を作るだけ
 300字法――報告・プレゼンで使える必勝テクニック
 速読法――目的を明確にすれば読書時間は短縮できる
 メール処理法①――メール一本で「できる人」と思わせる
 メール処理法②――相手の時間の省力化を目指す
 ダメもと法――無理と思えることがスムーズに進む

第3章 「捨てる技術」で無駄な時間をシャットアウト
 簡単バージョン法――道具はメリハリで使い分ける
 買わずに捨てる法――とりあえず取っておくクセを止める
 一事専心法――「やること」ではなく、「やらないこと」を決める
 パソコンは「なるべく使わない」ようにする――効果的なプレゼンをするために

第4章 コミュニケーションをスムーズにする!
 メールで済ませるか、直接会うかを見極める――時間のムダとりを最優先
 会議の時間は30分に短縮できる――まずはフォーマットを決める
 留守電以外の着信は折り返さない――相手に合わせた電話の使い方
 仕事を断るときには伝え方が大切――常に相手のメリットを考えて伝える
 
第5章 みるみる集中力がつく行動術
 シンプルに考える――「長嶋茂雄法」
 目の前のことを「ただやる法」――取り組む対象を細かく設定して集中する
 仕事を中断しない仕組みを作る――プチノマド仕事術
 砂時計を活用して集中する――枠組みの力を上手に利用
 郵便法――時間の歯止めの仕組みを作ろう

第6章 「身体の声」に従う時間術
 戦略的な休憩法――休憩時間に甘いモノと食べると脳が回復する
 睡眠に決まりはない――睡眠時間は「身体の声」を優先して決めよう

第7章 豊かな人生を過ごすために
 大切な時間は人付き合いに投資しよう――使うべきとき・使うべき人を知る
 出張の前後には「無所属の時間」を作ろう――リフレッシュのチャンスを確保
 人生を充実させる時間術へ――余暇を楽しく活用する

著者プロフィール

鎌田 浩毅  【著】
かまた ひろき

1955年東京都生まれ。東京大学理学部卒業。通産省(現・経済産業省)を経て97年より現職。理学博士。専門は火山学・地球科学・科学コミュニケーション。火山研究のほか啓発と教育に熱心な「科学の伝道師」。京大の講義は毎年数百人を集める人気。モットーは「面白くて役に立つ教授」。
著書(ビジネス) 『一生モノの勉強法』 『一生モノの人脈術』 『座右の古典』(以上、東洋経済新報社)、『成功術 時間の戦略』(文春新書)、『京大理系教授の伝える技術』 『ラクして成果が上がる理系的仕事術』 (以上、PHP新書)、(文春新書)、『一生モノの英語勉強法』(祥伝社新書)ほか。
著書(科学) 『もし富士山が噴火したら』(東洋経済新報社)、『京大人気講義 生き抜くための地震学』(ちくま新書)、『火山はすごい』(PHP新書)、『火山噴火』(岩波新書)、『マグマの地球科学』(中公新書)、『富士山噴火』(講談社ブルーバックス)、『地学のツボ』(ちくまプリマー新書)、『火山と地震の日本に暮らす』(岩波書店)ほか。