実験マクロ経済学

川越 敏司著/小川 一仁著/佐々木 俊一郎著
2014年9月12日 発売
定価 2,640円(税込)
ISBN:9784492314517 / サイズ:A5/並/224

・世界初! マクロ経済学に関連する実験を集めた本

紙幣とインフレーション、貨幣錯覚、期待形成、価格の粘着性、
経済政策の裁量とルールなど、重要な概念がよりよく学べます。

・30以上の実験を紹介!

重要かつ先端の実験を一覧できる便利な本。
学部生のためのテキストとしてだけでなく、大学院生にも読んでほしい一冊。

・『実験ミクロ経済学』と併せて使ってほしい!

2012年に弊社より刊行された『実験ミクロ経済学』とあわせて読むと、
実験経済学のケーススタディ集として、より多くの情報を得られます。

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概要

世界初!マクロ経済学関連の実験を集めて紹介した経済学の入門書。講義のサブテキストや、最新研究のサーベイとして使える本。

目次

第1章 一般均衡モデル

第2章 消費関数

第3章 リカードの中立命題

第4章 貨幣の発生

第5章 紙幣とインフレーション

第6章 貨幣錯覚

第7章 期待形成

第8章 サンスポット均衡

第9章 価格の粘着性

第10章 裁量とルール

第11章 金融政策の決定

第12章 投資関数と企業の資金調達

第13章 R&Dとスピルオーバー

第14章 経済成長と貧困の罠

第15章 国際経済

著者プロフィール

川越 敏司  【著】
かわごえ としじ

福島大学経済学部卒。博士(経済学)。埼玉大学経済学部社会環境設計学科助手を経て現職。著書に『実験経済学』(東京大学出版会)、『行動ゲーム理論入門』(NTT出版)、共著に『実験ミクロ経済学』(東洋経済新報社)、訳書にグァラ『科学哲学から見た実験経済学』(日本経済評論社)、ギルボア『不確実性下の意思決定理論』(勁草書房)など。

小川 一仁  【著】
おがわ かずひと

京都大学経済学部卒。博士(経済学)。広島市立大学国際学部講師などを経て現職。共著に『実験ミクロ経済学』(東洋経済新報社)、『進化経済学の諸潮流』(日本経済評論社)、共訳書にギンタス『ゲーム理論による社会科学の統合』(NTT出版)、スティグリッツ『オークションの人間行動学』(日経BP社)など。

佐々木 俊一郎  【著】
ささき しゅんいちろう

慶應義塾大学大学院政策メディア研究科後期博士課程修了。博士(学術)。名古屋商科大学専任講師、同准教授などを経て現職。共著に『実験ミクロ経済学』(東洋経済新報社)、共訳書にギンタス『ゲーム理論による社会科学の統合』(NTT出版)、ギルボア『意思決定理論入門』(NTT出版)など。