会社四季報ワイド版

『会社四季報』(通常版)の2倍の文字で読みやすい!

2014年2集・春号
2014年3月14日 発売
定価 2,619円(税込)
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業界記者だからできる四季報独自の業績予想と、コンパクトな解説記事が特長。
来期増益率、低PER、高配当利回り…サプライズ有望銘柄はこれだ!

編集長よりご挨拶
 『会社四季報』は、東洋経済新報社が年4回刊行している企業情報誌です。創刊は昭和11(1936)年。80年近く企業を定点観測してきました。(会社四季報創刊号抜粋はこちら)
 四季報最大の特長は、上場企業全3500社強の今期・来期業績を独自予想していること。
 全社に対して四季報は、業界ごとの担当記者をつけていて、決算や新製品発表、工場取材、社長をはじめとした経営幹部への取材などを通じて日常的に会社を取材し続けています。
 インターネットが普及した現代では、上場企業が発表する短信などを即時閲覧できますし、証券会社アナリスト分析なども読むことができます。
 ただ、証券会社のアナリストがカバーしているのは大手企業500社程度に過ぎません。
 また、上場企業が発表する「今期業績予想」には、驚くほど各社のクセがあります。毎年のように期中に「下方修正」または「上方修正」を繰り返す会社は結構あります。
 四季報の記者は、業界他社から得た情報や、各企業のクセを総合的に勘案して精度の高い「独自予想」を作りやすい立場にあります。そして、予想数字を作った背景をコンパクトな解説記事にまとめるています。実際、大学などの調査で、会社発表予想よりも四季報予想の精度が高いという研究結果が出ています。
 株式投資や就職先探し、営業などで企業情報誌『会社四季報』をご活用ください。
(広瀬泰之・会社四季報編集長)

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目次

 『会社四季報』は1936(昭和11)年6月の創刊以来、ずっと投資家の皆さまに育てていただいてきました。 1936年といわば、あの「2・26事件」の年です。当時の企業情報誌は年1~2回刊行だけでした。しかし、「株式会社を見る場合には、日々刻々の息吹を知る必要がある」(序文『発刊に就て』)との問題意識から、年4回刊行の『四季報』が創刊されたのです。創刊号には、1社1ページで、299社が掲載されました。
 『四季報』発案者の小倉政太郎(1903~59)は、「敏速、一覧、軽便、鮮明」の商品コンセプトを掲げたそうです。このコンセプトは今日も脈々と生きています。
 発刊後、順調に部数を伸ばし、敗戦の45年を除いて『四季報』は発行され続けました。
戦後、急速に部数が伸びたのは高度経済成長下、株式ブームが起こったときです。56年当時は1号4万部程度だった販売部数が61年には20万部を突破しました。部数が増加した背景には、誌面の改善効果もあります。下表のように、次々と掲載項目を拡充させていっています。
 70年代半ばには50万部を超え、バブル期の90年には100万部に到達しました。その後は、誌面の大型化、営業利益の前号比増減矢印の掲載、株式指標欄の新設など少しずつカイゼンを積み重ねて、今日に至っています。
 2013年12月には、「会社四季報オンライン」を新装オープンしました。最新データ提供に加えて、文書検索や過去の四季報閲覧機能などがお使いいただけます。ぜひご活用ください。
四季報のあゆみ

 

訂正情報

内容を訂正するとともにお詫び申し上げます。

●2014.3.18訂正分
7760 IMV

(1333ページ)
記事欄1~2行目
受注残80億円

受注残36億円


●2014.03.17訂正分
8518 日本アジア投資

(1541ページ)
業績欄

連14.3予 営業収益 4,000百万円
連15.3予 営業収益 4,300百万円
中14.9予 営業収益 2,100百万円


連14.3予 営業収益 8,000百万円
連15.3予 営業収益 8,300百万円
中14.9予 営業収益 3,000百万円