会社四季報ワイド版

『会社四季報』(通常版)の2倍の文字で読みやすい!

2016年2集・春号
2016年3月14日 発売
定価 2,618円(税込)
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業界担当記者が独自取材で業績を先読み。 2016年夏に創刊80周年を
迎える「会社四季報」で、会社予想より強気な好調会社を探そう!

「会社四季報」の特長は、100人以上の業界担当記者が、3600社に及ぶ全上場企業をフルカバーし、今後の業績見通しについて完全2期予想を行っていることにあります。  最大の長所は、記者が独自に企業業績や配当を予想していることです。

 多くの上場企業は、自社の今期の業績計画を公表していますが、その姿勢は保守的なものか楽観的なものまで、千差万別と言って良い状態です。
四季報の記者は、独自に業界環境や企業財務、そして企業のクセを分析し、そして独自取材に基づき業績予想を作成します。

 春号では、全上場企業の7割を占める3月期決算企業の第3四半期まで取り込んでいます。
企業側が公表計画を動かさない、あるいはそれを動かしたにせよ、四季報独自予想をどうするか、今16年3月期も期末間近だけに記者の腕の見せ所です。
さらに、今回は業績の記述の過半が来17年3月期です。
来期については、ほぼ全ての企業が業績計画を発表していません。
そこで四季報がいかなる来期業績展望を描くか。
また業績欄記事の左の材料欄記事では市場注目の材料や中期展望について触れています。
 こうした内容を、わずか9行のコンパクトな解説記事にまとめています。
 四季報予想が、会社の業績修正を先取りした事例は、 会社四季報「ワイド版」の巻末「袋とじ」で公表しているように毎号多数あります。

 本の四季報には、好業績企業に便利な「雑誌誌面だけ」の オリジナルマークが2つあります。 会社計画より記者予想が強気な会社は「笑顔マーク」、 今号計画が前号予想より強気な会社は「上向き矢印」が欄外についています。
 また記事のタイトルでも、四季報が会社予想より強気な【独自増額】や、来期業績を先取りした【最高益】も見逃せません。

 世間の多くの方が気づいていない、2016年度の好業績企業を 創刊80周年の会社四季報で探して、株式投資はもちろんのこと、営業先開拓などの ビジネスユース、 就職研究などにお役立てください。

●巻頭ランキング ~まずはランキング上位銘柄を読んでみよう~
前号比で業績予想が上振れした会社
予想営業増益率が高い会社
株価が相対的に安い低PER会社
月別予想配当利回りが高い会社
株主優待と併せた実質利回りが高い会社

●全社一挙掲載
採用予定者数と初任給

●就活お役立ちランキング
賞与、残業時間、有給休暇取得日数、低離職率、内定者数

※お知らせ:袋とじ付録は、ワイド版だけのオリジナル付録です。
ご注意ください。

目次

 『会社四季報』は1936(昭和11)年6月の創刊以来、ずっと投資家の皆さまに育てていただいてきました。 1936年といわば、あの「2・26事件」の年です。当時の企業情報誌は年1~2回刊行だけでした。しかし、「株式会社を見る場合には、日々刻々の息吹を知る必要がある」(序文『発刊に就て』)との問題意識から、年4回刊行の『四季報』が創刊されたのです。創刊号には、1社1ページで、299社が掲載されました。
 『四季報』発案者の小倉政太郎(1903~59)は、「敏速、一覧、軽便、鮮明」の商品コンセプトを掲げたそうです。このコンセプトは今日も脈々と生きています。
 発刊後、順調に部数を伸ばし、敗戦の45年を除いて『四季報』は発行され続けました。
戦後、急速に部数が伸びたのは高度経済成長下、株式ブームが起こったときです。56年当時は1号4万部程度だった販売部数が61年には20万部を突破しました。部数が増加した背景には、誌面の改善効果もあります。下表のように、次々と掲載項目を拡充させていっています。
 70年代半ばには50万部を超え、バブル期の90年には100万部に到達しました。その後は、誌面の大型化、営業利益の前号比増減矢印の掲載、株式指標欄の新設など少しずつカイゼンを積み重ねて、今日に至っています。
 2013年12月には、「会社四季報オンライン」
を新装オープンしました。最新データ提供に加えて、文書検索や過去の四季報閲覧機能などがお使いいただけます。ぜひご活用ください。

四季報のあゆみ

 

訂正情報

内容を訂正するとともにお詫び申し上げます。

●2016.3.14訂正分     
4963 星光PMC

813ページ
【従業員】欄 平均年齢

(誤) 17.9歳
 ↓
(正) 41.1歳


●2016.3.15訂正分
8975 いちごオフィスリート投資法人 投資証券

1892ページ
【特色】欄 2~3行目

(誤) オフィス、住宅などへ
 ↓
(正) オフィスへ


●2016.5.31訂正分
2388 ウェッジホールディングス

248ページ
【特色】欄 

(誤) タイの2輪ローンが収益柱。証券取引等監視委員会より偽計で課徴金納付命令勧告の過去あり
 ↓
(正) 海外の子会社を通じてのタイ、カンボジアにおける2輪ローンが収益柱。ラオスにも進出