週刊東洋経済

情報量と分析力で定評のある総合経済誌

担当記者より
2016年8月13日・8月20日合併号
2016年8月8日 発売
定価 703円(税込)
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ビジネスマンのための世界史

世界の情勢はますます流動化しているように見える。混迷の21世紀を読み解くためには世界史の知識が必要だ。

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目次

【第1特集】
 ビジネスマンのための世界史

 1 世界史がわかれば世界がわかる
  価値観の揺らぎが世界史の変容を迫る/佐藤 優●作家
  世界史を通してわかる中東が安定しない理由/宮家邦彦●キヤノングローバル戦略研究所研究主幹
  人気講師講座 経済覇権が国の盛衰を決めた/宇山卓英●歴史著作家
  王朝が変えた欧州史/出口治明●ライフネット生命会長
  世界史ブックガイド 100冊 (1) 戦争・科学・宗教から学ぶ50冊/片山杜秀●慶応大学教授
 
 2 世界史と現代を結ぶ視点
  英国 欧州の一員として生き残るしかない/川北 稔●大阪大学名誉教授
  プロテスタンティズムだから発展? 産業革命が起きた本当の理由
  十字軍 再生されたイメージの中の十字軍/山内 進●一橋大学名誉教授
  トルコ「イスラーム化」か「世俗化」か/今井宏平●アジア経済研究所 研究員
  ドイツ 戦後は政治的な安定を選択/板橋拓己●成蹊大学教授
  イラン アラブ圏と違うペルシャ文明の大国/内田通夫●ジャーナリスト
  米国 トランプ現象は理念の共和国の危機か/渡辺 靖●慶応大学教授
  中国 「中庸」のはずが極端に走る理由/岡本隆司●京都府立大学教授
  社会民主主義はよみがえるか?/中岡 望●東洋英和女学院大学客員教授
  各国が争った石油150年史/藤 和彦●経済産業研究所 上席研究員
  世界史ブックガイド 100冊 (2) 近代と資本主義を考えるための50冊/水野和夫●法政大学教授
 
 3 世界を動かす3大宗教
  宗教を知ることは現代人に必須である/小原克博●同志社大学教授
  キリスト教 信者数が世界最大の「愛の宗教」/八木谷涼子●著述家
  聖書のとおりに生きる宗教 ユダヤ教とは何か?/谷内意咲●ミルトス取締役
  イスラム教 唯一神アッラーへの絶対的信仰を説く
  仏教 「苦」から抜け出すための修行を説く


ニュース最前線
 01 伊藤忠vs.空(カラ)売りファンド 浮かぶ商社決算の不透明
 02 シャープ株「88円」割れ 鴻海の出資完了せず
 03 損失覚悟で国債保有 GPIFに厄介な問題
 04 国内外で密流通が横行 狭まるウナギ監視網
 05 追い込まれる川崎汽船 “黒船”傘下入りの激流


シリーズ あの時
 もう一人の巨人 丹下健三が残した遺産


連載
|経済を見る眼|経済対策への3つの疑問/小峰隆夫
|この人に聞く|小堀秀毅●旭化成社長|信頼回復と成長戦略 2つの使命をやり抜く
|少数異見|自国の観光客を日本から取り戻せ 観光業に血道上げる中国の地方都市
|ゴルフざんまい|多忙だが、やりがいある会長職/青木 功
|ニュース戦記|自民・民進の弱点突いた小池大勝/星 浩
|中国動態|強面の王毅外相に喝采 中国「内向き外交」の迷走/小原凡司
|グローバルアイ|米大統領選に向けて北欧諸国から学べること/ボー・リーデゴー ほか
|フォーカス政治|年末にも総選挙を実施か 安倍首相の「改憲決戦」/塩田 潮
|株式観測|アベノミクス再起動に期待 業績堅調な割安銘柄を物色/居林 通
|為替観測|日銀の打開策は出ず ドル円の焦点はFRBに/門田真一郎
|マクロウォッチ|膨張する政府の政策 民間活力をそぐ結果に
|投資の視点|営業利益率平均上昇幅経営の効率化がカギ 収益性安定向上の会社
|ブックス&トレンズ|『娼婦たちから見た戦場 イラク、ネパール、タイ、中国、韓国』を書いた八木澤高明氏に聞く ほか
|Readers&Editors|読者の手紙、編集部から
|生涯現役の人生学|骨まで愛した夫婦愛/童門冬二

 


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:アサヒグループホールディングス/東北を支援し、東北とともに歩む。
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