なぜアップルの時価総額はソニーの8倍になったのか?

長谷川 正人著
2011年3月1日 発売
定価 1,760円(税込)
ISBN:9784492044148 / サイズ:サイズ:四六判/ページ数:264

トヨタの総資産の半分は金融事業だった!

 
イメージと違う意外な実態がわかる

ビジネスマン向け人気研修講座を単行本化




誰もがよく知るライバル2社の数字を、規模、成長性、収益性、セグメント情報、安全性、キャッシュフロー、時価総額の7つの視点で比較。



そこから導き出されたデータをマーケティングの視点からも解説。



ビジネス数字で会社をみることのおもしろさがわかります!

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概要

誰もが知っているあの会社のマーケティング戦略が、どのように数字=収益に結び付いているのか。マーケティング戦略と会計・財務戦略がドッキングした2倍おいしいビジネス解説書。

目次


プロローグ 本書の読み方と用語解説
第1章 なぜアップルの時価総額は
    ソニーの8倍になったのか?
    ――ソニーとアップル
第2章 会社の「底力」と「勢い」は
    数字にどう反映されるのか?
    ――NTTドコモとソフトバンク
第3章 規模だけではない?
    世界最大手とコンパクトメーカーとの違い
    ――トヨタ自動車とスズキ
第4章 4年間で数字が激変したのはどちら?
    ――キリンホールディングスとアサヒビール
第5章 ブランドイメージは違うが、実はライバル?
    ――資生堂と花王
第6章 ガリバーを無料サービスが追う
    ――マイクロソフトとグーグル

 

著者プロフィール

長谷川正人
はせがわ まさと

大手コンサルティング会社上席コンサルタント。(社)日本証券アナリスト協会検定会員。滋賀大学大学院経済学研究科客員教授。

1958年東京生まれ。1981年早稲田大学政治経済学部経済学科を卒業し、同年、大手コンサルティング会社に入社。これまで市場調査業務、証券アナリスト業務、経営コンサルティング業務、財務研修講師業務等を歴任。
この本のベースとなった財務研修講座を、2002年から2006年にかけて、大手企業のビジネスマンを対象として約1600人に講義。2009年からは勤務先の新人・若手コンサルタントの研修講座として、また客員教授をつとめる滋賀大学大学院で授業として展開中。

共著に『経営用語の基礎知識』(ダイヤモンド社)、『未来萌芽』『新世代企業』『閉塞突破の経営戦略』(以上、野村総合研究所)がある。
趣味はビール缶コレクション。