身近な人が元気なうちに話しておきたい お金のこと 介護のこと

井戸 美枝著
2017年9月22日 発売
定価 1,430円(税込)
ISBN:9784492046159 / サイズ:サイズ:A5判/ページ数:216

親、子、配偶者、兄弟、親族、内縁関係、友人……

身近な人が亡くなった後のトラブルを避けるために、いま何をしておくべきか?

終活に必要な心構え・手続き・お金のすべてがこの一冊でわかる!




突然やってくる身内の死――

本人が“元気なうちに”知識を備えておくことで、いざというときあわてず、トラブル防止にもつながります。

「ああしておけばよかった……」と思ったときにはもう遅いのです。



「親が寝たきりになったら仕事を辞めないといけないの?」

「介護に必要な手続きやかかる費用がわからない」

「身内が亡くなったとき、どんな手順で葬儀を出したらいい?」

「相続の申告モレをして損をするのではないか?」……




多くの人が持つそんな漠然とした不安。

それらを解消するため、お金のエキスパートであり人気ファイナンシャルプランナーの著者が、自らの体験をもとに「いまやっておくべきこと」「事後にしなければならないこと」をわかりやすく時系列で解説します。



「だれが、どこへ、いつまでに、なにを」提出するのかが一目でわかる「手続きチェックリスト」付き。



●本書の5大特色


<元気なうちに>

①事前に読んでおくことで、いざというとき慌てず、親族とのトラブル防止に

②実例をもとに具体的な状況をイメージしながら、対処法やノウハウを学べる

<亡くなってから>

③実際に使用する書類を見ながら手順を確認できるので、頭に入りやすい

④煩雑な各種手続きや時間に追われる葬儀の流れが一目で分かる

⑤「手続きチェックリスト」を活用して、申告モレなし!

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概要

身近な人が亡くなった後のトラブルを避けるためには? 生前・死後にすべきことを整理した「使える終活の教科書」

目次

はじめに
第1章 親が弱ってきたら家族の生活を守るためにすること
第2章 お金のこと、いますぐ確認しておくべきこと
第3章 お金以外に聞いておきたいこと――エンディングノートをつくる

<付録1>エンディングノート「身近な人が元気なうちに聞いておきたいこと」リスト
第4章 相続でもめない、苦しまないために知っておきたいこと、できること
第5章 亡くなった直後にしなければならないこと
~臨終から葬儀、四十九日法要まで~
第6章 少し落ち着いたら確実にしておかなくてはいけないこと
~社会保険や公共料金などの諸手続き~
第7章 相続の仕方、相続税申告の段取り
~早く、正確に動いて10カ月以内に申告~

<付録2>「身近な人が亡くなった後の手続き」チェックリスト
あとがきにかえて ――むすこにたくす――

著者プロフィール

井戸 美枝  【著】
いど みえ

CFPR、社会保険労務士。講演や執筆、テレビ・ラジオ出演などを通じ、生活に身近な経済問題をはじめ、年金・社会保障問題を専門とする。
社会保障審議会企業年金部会委員、確定拠出年金の運用に関する専門委員会委員。
経済エッセイストとしても活動。「難しいことでもわかりやすく」をモットーに、数々の雑誌や新聞に連載をもつ。近著に『なぜ、お金の貯まる人は「家計簿」を大切にしているのか――マネー・ダイエット超入門』(東洋経済新報社)、『知ってトクする!年金の疑問71』(集英社)、『ズボラな人のための確定拠出年金入門』(プレジデント社)、『定年男子 定年女子――45歳から始める「金持ち老後」入門!』(共著、日経BP社)などがある。