食の堕落と日本人 新版[プレミア健康選書]

小泉 武夫著
2010年8月6日 発売
定価 1,210円(税込)
ISBN:9784492059241 / サイズ:サイズ:四六判/ページ数:224

【主な内容】




食の堕落が国を滅ぼす――。絶望的、驚異的なスピードで変化してきた日本人の食生活。日本食の本質を忘れた日本人はどこまで堕ちるのか。「味覚人飛行物体」「発酵仮面」などの異名を持つ著者による痛快食文化論。



こんな食の乱れが日本を堕落させている!

● 切れる原因は食生活にあり

● 魚が焼けない団地生活

● 乱れている日本人の酒文化

● 噛むことを忘れた日本人

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概要

食文化評論家・小泉武夫氏による名著『食の堕落と日本人』が装いを新たに復活。日本人の食生活の堕落ぶりは、10年経った今も、悪化し続けている。日本人の食生活の問題点を鋭く突く。

目次


第1章 日本食を食べない日本人は堕落する
第2章 日本の食の堕落と崩壊
第3章 美しき哉、日本食の本質
第4章 日本食の将来
第5章 この国の食の堕落をいかに食い止めるか

著者プロフィール

  小泉武夫
こいずみ たけお

東京農業大学名誉教授、農学博士。作家、エッセイスト、冒険家、発明家の顔を持つ。

1943年、福島県の酒造家に生まれる。専攻は醸造学、発酵学、食文化論。長年、東京農業大学で教鞭を執り続けたかたわら、学術調査をかねて世界各国を訪れ、奇食珍食に挑戦してきた。農林水産政策研究所客員研究員(農水省)、食料自給率向上推進委員会会長(農水省)など、数々の委員・研究員を歴任。主な学術論文は123報。食に関する著書多数。