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日中韓を振り回すナショナリズムの正体
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日中韓を振り回すナショナリズムの正体

半藤 一利著/保阪 正康著
ISBN:9784492061930
旧ISBN:4492061932
サイズ:四六判 並製 256頁 C3036
発行日:2014年09月19日
定価
1,620円(税込)
歴史を清算し、“憎悪の連鎖”を断ち切るために今我々は何をするべきか。「気づいたら戦争」にならないための“本物の愛国者”入門。

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商品詳細

目次
はじめに 今こそ、歴史の教訓に学ぶ 半藤一利

プロローグ 「国家ナショナリズム」が「庶民ナショナリズム」を駆逐する

第一章    現代日本のナショナリズムが歪んだ理由

第二章    近代史が教える日本のナショナリズムの実体

第三章    中国と韓国の「反日感情」の歴史的背景

第四章    現代の中国および韓国のナショナリズム

第五章    将来に向けての日本のナショナリズム

おわりに 憂うべき端境期にある日本社会 保阪正康
著者プロフィール
半藤 一利
はんどう・かずとし
作家
昭和5年(1930)、東京生まれ。東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役などを経て作家。「歴史探偵」を自称。『漱石先生ぞな、もし』(正・続、新田次郎文学賞)、『ノモンハンの夏』(山本七平賞)、『日本のいちばん長い日』、『昭和史1926-1945』『昭和史 戦後編』(毎日出版文化賞特別賞)、『幕末史』、『山本五十六』、『日露戦争史』(1、2、3)など著書多数。

保阪 正康
ほさか・まさやす
ノンフィクション作家
昭和14年(1939)、札幌市生まれ。同志社大学文学部卒業後、出版社勤務を経て、ノンフィクション作家。昭和史の実証的研究を志し、のべ4000人もの関係者たちを取材して肉声を記録してきた。個人誌「昭和史講座」を主宰。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞を受賞。『昭和陸軍の研究』、『東條英機と天皇の時代』、『昭和史 七つの謎』、『あの戦争は何だったのか』、『風来記』など著書多数。半藤一利との共著(対談)に『そして、メディアは日本を戦争に導いた』などがある。
著者・編集者コメント
昭和史の泰斗2人が、いま日中韓で燃え上がるナショナリズムの実体について分析。背景にある歴史問題を直視し、憎悪の連鎖に歯止めをかけるための提言を行う。そして、他国に振り回されず権力に踊らされない、健全な日本人のナショナリズムの在り方についても示す――。
大好評『そして、メディアは日本を戦争に導いた』に続く迫真の対談。
(以下、本書の要約)
*     *
ヘイトスピーチ、嫌韓・嫌中本の刊行に見られるように、今の日本には排外主義的なナショナリズムが蔓延している。一方で、中国・韓国では激しい反日ナショナリズムが沸きあがり、止む気配がない。こうしたナショナリズムの対立の背景には、歴史認識のあまりにも大きな違いがある。中国や韓国の主張のすべてを是とする必要はないが、多くの日本人が、中韓との近現代史についてあまりにも無知なのも事実である。まずは個々が、本書で述べるような客観的な歴史をしっかり学ぶ必要がある。その上で、段階的に中韓との歴史問題を清算していくべきである。

歴史認識ということでいえば、最近、一部政治家や文化人などによる「日本はまったく悪くなかった」といった歴史修正主義的な言動が目立つ。細かな矛盾を拡大解釈して、覆(くつがえ)しようもない歴史事実までも歪曲しようとするもので、戦後左翼の“自虐史観”に負けず劣らず性質(たち)が悪い。これでは、中韓のみならず世界各国から日本が理解されることは難しい。

そして何よりも警戒すべきは、こうした偏狭なナショナリズムを国家権力が利用していることである。満州事変以降、民衆のナショナリズムが国家に煽(あお)られ、独善的な国家ナショナリズムに変質させられた歴史とも重なる。最近の集団的自衛権の問題は、戦前に国家総動員法を白紙委任した歴史と相似性があると言わざるをえない。ナショナリズムが歪(ゆが)んだ形で国家に利用されてはならないというのが、昭和史の教訓なのである。

こうした、民衆のナショナリズムを国家権力が利用していることについては、中国、韓国も同様である。このままでは、それぞれの国家ナショナリズムが暴走し、抜き差しならない国家間対立(戦争)に拡大しかねない。この危機を回避するためには、まず相手の言うことに過敏に反応しないことである。「ナショナリズムで感情的になるほど相手を強固にする」というのは歴史の教訓なのである。冷静に地道に、経済・文化など健全な民間交流(本書でいうB層の交流)を拡大していかなければならない。

反日一色の感のある中国だが、日本人と交流した経験がある中国人の対日観は驚くほど良いという調査結果もある。まわり道のようでも、民間の健全な交流を地道に冷静に拡大していくことが求められているのである。また、自国の誇りが異常に高くエキセントリックな韓国のナショナリズムに対しては、過剰に反応せず、原則を決めて誠実に冷静に対処し、あとは黙っているほうがいい。それでも止まなければ、やがて国際世論が韓国を非難するであろう。

そもそも本来、ナショナリズムを持つこと自体は悪いことではない。伝統的な規範にもとづいた愛郷心ともいうべき健全なナショナリズムはぜひとも持つべきである。また日本としては、戦争しようとしなかった、世界史に例を見ない戦後69年の歴史こそを誇るべきナショナリズムとすべきである。時間がかかるだろうが、これを粘り強く主張していくことが、中韓との関係回復の道である。同時に、いまだ達成されていない本当の平和を、世界にもたらす道なのである。

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