いっきに学び直す日本史 近代・現代 実用編

安藤 達朗著/佐藤 優編集・解説/山岸 良二監修
2016年3月30日 発売
定価 1,980円(税込)
ISBN:9784492062005 / サイズ:A5/並/400

佐藤優氏が外交官時代、肌身離さず持ち歩いた「座右の書」であり「最高の基本書」であり「伝説の学習参考書」。
あの『大学への日本史』が読みやすくなって、しかも最新情報で新登場!

《佐藤優氏が大絶賛する本書の3つの特色》
【特色1】「通史」が身につく
・1人の著者が全編を通してすべて執筆している(通常の教科書は分担執筆)
・そのため全体の「流れ」が明確で、個々の歴史事象だけでなく「歴史の動き」がわかりやすい

【特色2】「最新情報」に全面改訂
・監修者が全編チェックし、古い学説を全面改訂
・最先端の学説も反映した「最新の内容」に全面リニューアル、「いま使える内容」に

【特色3】「世界史」を意識した記述
・日本史は「世界史」の文脈で見ると理解が深まる
・全編が「世界の中の日本」という視点で貫かれ、日本史ファンにも「新たな発見」が満載

《きちんと説明できますか?》
Q.薩摩や長州が政治の主導権を握り、幕府を倒せた理由は?(→p.57~59参照)
Q.明治維新で、なぜ日本だけが列強の植民地にならずに済んだのか?(→p.88)
Q.三井、三菱はどうやって財閥に成長できたのか?(→p.90、p 100、p 109参照)
Q.日露戦争前夜、なぜイギリスは日本と同盟を結びたかったのか?(→p.140参照)

《この1冊で、新書100冊の基礎知識が身につく》
〈私の日本史の知識の基盤は,本書によって形作られたといっても過言ではない。日本史を学び直したいビジネスパーソンも,安易に作られた新書100冊を読むよりも,この1冊を熟読したほうが,はるかに基礎知識が身につくはずだ。近現代の知識はビジネスに直結する。ぜひ本書をビジネスシーンや社交に必須の実用書として活用してほしい。〉(佐藤優氏「本書を強く推薦する」より)

「私の日本史の知識の基盤は,本書によって形作られた」「この1冊で、新書100冊の基礎知識が身につく」と佐藤優氏が断言するほどの究極の1冊。
ビジネスパーソンが日本史をいっきに学び直す、最高にして最適の1冊です!

巻頭には、佐藤優氏が本書に寄せた解説を掲載。
巻末の「佐藤優×山岸良二スペシャル対談(本書の読みどころ)」では、なぜビジネスパーソンに日本史の知識が必要不可欠なのか、さらに佐藤氏流の日本史解釈、おすすめ勉強法まで解説!

歴史ファンにも、いちから学び直すビジネスパーソンにも、いまいちばん面白く、役に立つ日本史の本です!

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概要

佐藤優氏の座右の書、伝説の学習参考書が完全リニューアル復刊!「新書100冊読むより、この1冊を熟読すべきだ」。解説、対談付。

目次

近世(後期)
第8章 幕藩体制の動揺

近代・現代
第9章 近代国家の成立
第10章 国際情勢の推移と日本
第11章 現代の世界と日本

付録 (1) 史料演習
付録 (2) 日本史ガイダンス

スペシャル対談
『いっきに学び直す日本史入門 近代・現代 実用編』の読みどころ
佐藤優×山岸良二

著者プロフィール

安藤 達朗  【著】
あんどう たつろう

元駿台予備学校日本史科講師。1935年、台湾生まれ。戦後、鹿児島に引き揚げる。東京大学文学部国史学科卒業、同大学院比較文学比較文化専攻課程修了。
著書に、『大学への日本史』(研文書院)、『日本史講義』シリーズ、『日本史B問題精選』、『大学入試必ずワカる日本史の学習法』(以上、駿台文庫)などがある。
2002年没。

佐藤 優  【編集・解説】
さとう まさる

作家、元外務省主任分析官。1960年、東京都生まれ。同志社大学大学院神学研究科修了。
2005年に発表した『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社)で第59回毎日出版文化賞特別賞受賞。2006年に『自壊する帝国』(新潮社)で第5回新潮ドキュメント賞、第38回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
『読書の技法』(東洋経済新報社)、『獄中記』(岩波書店)、『人に強くなる極意』(青春出版社)、『いま生きる「資本論」』(新潮社)、『宗教改革の物語』(角川書店)など多数の著書がある。

山岸 良二  【監修】
やまぎし りょうじ

東邦大学付属東邦中高等学校教諭、習志野市文化財審議会会長。1951年、東京都生まれ。慶應義塾大学大学院修士課程修了。
専門は日本考古学。日本考古学協会全国理事を長年、務める。NHKラジオ「教養日本史・原始編」、NHKテレビ「週刊ブックレビュー」、日本テレビ「世界一受けたい授業」出演や全国での講演等で考古学の啓蒙に努め、近年は地元習志野市に縁の「日本騎兵の父・秋山好古大将」関係の講演も多い。
『新版 入門者のための考古学教室』、『日本考古学の現在』(以上、同成社)、『日曜日の考古学』(東京堂出版)、『古代史の謎はどこまで解けたのか』(PHP新書)など多数の著書がある。