図解 企業価値入門 第2版

渡辺 康夫著
2006年6月30日 発売
定価 1,980円(税込)
ISBN:9784492092507 / サイズ:サイズ:A5判/ページ数:192


企業価値向上のための意思決定入門定番書の改訂第3版。




第2版以降の最新情報を反映しつつ、DCF、IRR、NPVなど数字をふまえた意思決定に欠かせない基本的な指標を、算数程度の知識で理解できるように図解します。




第1部で企業価値とは何かを説明します。

続く第2部では、フリーキャッシュフローや企業価値の算定方法を詳しく説明すると同時に、企業価値の算定に必要な会計の知識全般をまとめました。企業価値の算定が難しいといわれる理由の大半が、実は会計の知識不足にあります。特に「利益とは何か」「利益はどのように計算されるのか」を説明することで、利益とキャッシュフローの違いを理解してもらえるようにしました。

第3部では、どのように投資の意思決定をすれば、企業価値が向上するのかについて述べています。そもそも意思決定とは何か、企業価値の向上を図るための意思決定と利益向上を目的とする意思決定の違いは何か、に言及したうえで、企業価値向上のための新たな投資選択指標を提案しています。

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概要

DCF、IRR、NPVなどの指標をわかりやすく図解。新たに「利益とキャッシュフロー」の部を設けた、企業価値向上に役立つ意思決定入門書の第2版。

目次


 序 章 いまなぜ企業価値か

第1部 企業価値を理解する
 
 第1章 企業価値とは何か
 
 第2章 フリーキャッシュフロー
 
 第3章 資本コスト

第2部 利益とキャッシュフロー
 
 第4章 利益とは何か
 
 第5章 利益がキャッシュフローと一致しないわけ
 
 第6章 フリーキャッシュフローとキャッシュ・フロー計算書

第3部 企業価値を高めるには
 
 第7章 意思決定
 
 第8章 投資の評価指標
 
 第9章 意思決定問題のタイプと選択指標
 
 第10章 投資の経済性評価のケース

著者プロフィール

渡辺康夫
わたなべ・やすお

(有)知識創造研究所代表、早稲田大学ビジネススクール非常勤講師
早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了、慶応義塾大学大学院経営管理研究科修士課程及び博士課程修了。三井東圧化学(現三井化学)、エッソ石油(現エクソン・モービル)、情報通信総合研究所を経て現職。早稲田大学ビジネススクール非常勤講師を勤めるかたわら、毎年数十社の企業研修を行う。

主な著書に、『図解 企業価値入門』(東洋経済新報社)、『ディシジョンメーキング』(日本能率協会マネジメントセンター)、『キャッシュフロー管理会計』(中央経済社)、『グループ企業の管理会計』(税務経理協会)、『企業価値を創造する3つのツール EVA・ABC・BSC』(中央経済社)などがある。