金融読本（第28版）

島村　高嘉著／中島　真志著
2011年4月8日 発売
定価 2,530円（税込）
ISBN：9784492100240 / サイズ：サイズ：Ａ５判/ページ数：384
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昭和２５年に初版が刊行された金融のスタンダード・テキストの最新改訂版。



今回の改訂では、リーマン・ショック後の非伝統的金融政策、それと両輪をなす「プルーデンス政策」について、近年の金融危機との関連を踏まえて全面的に改訂、また金融政策と切り離せない財政政策についても大幅に見直した。また「国際金融」についてはサブプライム問題、ギリシャ危機とユーロの動揺、東アジアの通貨協力や人民元の改革なども織り込んだ。



理論・制度・歴史をバランスよく解説した学生・社会人どちらも使える入門テキスト。

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概要

昭和２５年に初版が刊行されて以来、金融のスタンダード・テキストとして永く親しまれている教科書の最新改訂版。理論・制度・歴史をバランスよく解説した学生・社会人どちらも使える入門テキスト。

目次


第１章　金融とはどういうことか
第２章　金融業務
第３章　金融機関
第４章　金融市場と金利
第５章　デリバティブと証券化
第６章　企業金融と消費者金融
第７章　資金循環
第８章　決済システム
第９章　金融政策
第10章　プルーデンス政策
第11章　金融制度の改革
第12章　外国為替
第13章　国際金融
第14章　金融経済理論

著者プロフィール

島村高嘉
しまむら・たかよし

1932年、群馬県に生まれる。
1955年、一橋大学経済学部卒業。1955年、日本銀行に入行し国庫局長、審議役等を経て、1987年、防衛大学校教授。1995年、中央大学総合政策学部教授。2003年、麗澤大学国際経済学部客員教授。現在、中央大学政策文化総合研究所客員研究員。

主要著書に『わが国金融体制―確立と変貌』、『戦後世界の形成―ブレトンウッズと賠償』J.M.ケインズ（共訳）、『図解金融入門』以上東洋経済新報社刊、『戦後歴代日銀総裁とその時代』『経済炉辺談話』（蒼穹出版）、『鎮守の森からのメッセージ』（三月書房）、『わが国金融風土の解明』（麗澤大学出版部）などがある。

中島真志
なかじま・まさし

1958年、高知県に生まれる。
1981年一橋大学法学部卒業。1981年、日本銀行入行、調査統計局、金融研究所、国際局、金融機構局などを経て（この間、金融情報システムセンター（FISC)調査企画部長、国際決済銀行（BIS）金融経済局などを歴任）。

著書に、『SWIFTのすべて』、『決済システムのすべて（第2版）』（共著）、『証券決済システムのすべて』（共著）、『ユーロと日本経済』（共著）以上東洋経済新報社、『金融システム論の新展開』（共著）金融財政事情研究会、Cyberlaw for Global E-Business: Finance,Payments.and Dispute Resolution,Information Science Reference(共著）。

ウェブサイト：http://nakajipark.com/
連絡先：nakajipark@mercury.ne.jp