平成バブル先送りの研究

村松 岐夫編著
2005年3月11日 発売
定価 4,620円(税込)
ISBN:9784492211496 / サイズ:サイズ:A5判/ページ数:368

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概要

不良債権処理の先送りはなぜ、どのようにして行なわれたかを分析した政治学の作品。日本政治の意思決定の構造を明らかにし、問題の本質に迫ろうとした、関係者必読の書。

目次


第1)部 不良債権問題はなぜ深刻化したか
第1章 「不良債権処理先送り」の政治学的分析 村松岐夫
第2章 バブル崩壊局面における政策ラグとその発生構造 杉田茂之
第3章 地価バブルへの対応はなぜ遅れたか 竹中治堅

第2)部 不良債権問題「先送り」の構造
第4章 「先送り」の構造 堀内勇作
第5章 日本における不良債権問題の「先送り」 田中隆之
第6章 金融危機の中の大蔵省と日本銀行 上川龍之進

第3)部 マクロ経済の視点と国際比較
第7章 「先送り」と財政政策 久米郁男
第8章 金融危機対応の比較分析 柏谷泰隆