中国「反日」の末路

長谷川 慶太郎著
2005年5月27日 発売
定価 1,650円(税込)
ISBN:9784492211526 / サイズ:サイズ:四六判/ページ数:216

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概要

「反日」旋風の背景は、中国共産党独裁体制の脆弱性にある。体制維持のために不満の捌け口として日本という仮想敵を利用したが、体制崩壊は着実に進んでいる。

目次

序章
深刻化する日中関係
第1章
「冷戦」の最終局面が到来した
1
二〇世紀のもたらした国民への重い負担
2
二〇世紀の歴史の教訓
第2章
中国政治路線の自己矛盾
1
中国の統一と共産党の役割
2
中国共産党の特徴
3
一党独裁体制は崩壊する
第3章
共産党独裁体制は崩壊する
1
戦時体制
2
情報入手の自由の否定
3
弱まった情報統制力
第4章
携帯電話の普及で無力化する統制
1
中国は最大のケータイ普及国
2
共産党の自信喪失
第5章
共産党独裁体制崩壊のプロセス
1
「何時まで論」の拡大
2
秩序の崩壊
3
不況は社会不安を生む