マキァヴェッリの子どもたち

サミュエルズ,R.J.著/鶴田 知佳子訳/村田 久美子訳
2007年5月11日 発売
定価 5,280円(税込)
ISBN:9784492211670 / サイズ:サイズ:A5判/ページ数:512

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概要

歴史において政治的指導者がいかに重要な役割を果たしたかを、日伊のリーダーたちを比較して明らかにする。「個人の選択」を軽視しがちな社会科学に対する警鐘を鳴らす、野心的研究。

目次


序章   なぜ指導者は重要か
第I部   創造の物語―一九世紀
第1章  威信と安全保障の追求
第2章  いかに国を築くか
第3章  いかに富を築くか
第II部  リベラルの疲弊―二〇世紀初頭
第4章  リベラリズムの死
第5章  協調組合主義の誕生
第6章  全面的な指導者
第III部 アメリカ帝国主義のさなかで―冷戦時代
第7章  民主主義の追求
第8章  どんな形の同盟国になるのか
第9章  汚職の体制
第IV部  自由の度合い―冷戦後
第10章  普通であることを求めて
第11章  左派における選択
第12章  右派における選択
結論   日本とイタリアで指導者はいかに重要だったのか