なぜ日本の大学生は、世界でいちばん勉強しないのか?

辻 太一朗著
2013年3月29日 発売
定価 1,650円(税込)
ISBN:9784492223307 / サイズ:四六/並/240

このままでは、日本は没落してしまう!
それほど日本の大学生は、海外の大学生と比べて勉強していません。
これは、東大・慶應・早稲田などの一流大学も例外ではありません。

実は日本では、大学生・大学の先生・企業の採用担当者のそれぞれが
自分の利益を最大化した結果として、「勉強しない大学生」が量産されています。
だから、「もっと頑張れ!」とか、「若いうちは勉強しなきゃダメだ!」といった
精神論では、問題は解決しません。

それぞれが自分の利益を最大化した結果、大学生が勉強する「システム」を作る。
本書では、そんな現実的な解決策を紹介します。

東大・慶應・早稲田など、9大学28学部の、「授業ミシュラン」付き。

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概要

小学生より勉強せず、海外の学生に見劣りする。そんな大学生を生む構造を解明、改善策を示す。このままでは、日本は没落してしまう!

目次

第1章 日本の大学生は本当に「勉強しない」のか?
第2章 大学生・大学・企業 永続する「負のスパイラル」
第3章 「考える力」こそが日本を救う
第4章 「正のスパイラル」はこうして回す

著者プロフィール

辻 太一朗  【著】
つじ たいちろう

1959年生まれ。京都大学工学部卒業。(株)リクルートで全国採用責任者として活躍後、99年(株)アイジャストを創業。2006年(株)リンクアンドモチベーションと資本統合、同社取締役に就任。採用コンサルタントとして延べ数百社の企業を担当。数多くの大学で講演、面接トレーニングの実績ももつ。10年、大学教育と企業採用の連携を支援することを目的に(株)グロウスアイを設立し、11年には、NPO法人「大学教育と就職活動のねじれを直し、大学生の就業力を向上させる会(略称DSS)」を設立。大学教育と就職活動のねじれを直し、大学生の学業への意欲向上と学業を通しての就業力の向上を図りやすい社会を創る活動を、企業や学生、大学と連携し、意欲的に行っている。