ゲーム理論と経済学

クレプス,デビッド.M.著/高森 寛訳/大住 栄治訳/長橋 透訳
2000年2月25日 発売
定価 3,080円(税込)
ISBN:9784492312711 / サイズ:サイズ:A5判/ページ数:226

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概要

ミクロ経済学の学習に必要不可欠なゲーム理論。ゲーム理論の基本概念から、成果、諸問題までを、ゲーム理論研究の第一人者がやさしく解説したテキスト。

目次


1章 序論

2章 基準

3章 非協力ゲーム理論の基本概念

1 戦略形ゲーム
2 展開形ゲーム
3 展開形ゲームと戦略形ゲーム
4 戦略の支配
5 ナッシュ均衡

4章 ゲーム理論の成果

1 戦略形に基づく分類
2 動学と展開形ゲーム
3 信憑性のない脅しや信憑性のない約束
4 信憑性のある脅しや約束:強調と評判について
5 プレイヤーが他のプレイヤーについて何を知っているかということの重要性
6 私的情報を持つプレイヤー間の相互干渉
7 本章を結ぶにあたって

5章 ゲーム理論の諸問題

1 明確な交渉のプロトコルの必要性
2 多すぎる均衡点とその選び方がないということ
3 精緻化により均衡のどれかを選ぶこと
4 ゲームのルール

6章 限定合理性と回顧性

1 なぜナッシュ均衡を研究するのか
2 限定合理性と回顧性に向けて
3 問題に取り組むべき道筋
4 歴史的話題と最近の例について
5 この一般的アプローチに対するいくつかの反対論と
  それに対する反論
6 類似点:すなわち、演繹性と前方見通しは限定合理性と回顧性である
7 ゲーム理論に関するその他の問題点
8 結び