スティグリッツ マクロ経済学(第3版)

スティグリッツ,J.E.著/ウォルシュ,C.E.著/藪下 史郎訳/秋山 太郎訳/蟻川 靖浩訳/大阿久 博訳/木立 力訳/清野 一治訳/宮田 亮訳
2007年9月27日 発売
定価 5,280円(税込)
ISBN:9784492313824 / サイズ:サイズ:A5判/ページ数:864


スティグリッツ マクロ経済学(第3版)


 

第3版の最大のポイントは、共著者が加わったこと。第2版までは、ミクロ経済学のイメージが強く投影され、「独特(ユニーク)」な傾向の強かったったが、第3版からは「非エリート校でマクロ経済学を教える学者の中でトップの1人」というユニークな評価のウォルシュによって、初学者でもとっつきやすくなっているのがポイント. また今回の改訂では,分析アプローチが大きく変わった.第1~2部のマクロ経済学の基本につづく第3部では,経済変動をアプローチに取り入れ,第12章では従来のように産出量と物価を関連させるのではなく,インフレと産出量の関連を協調している(インフレ・ターゲッティングにも触れている.     また従来は歴史に触れることは少なかったが,今回の改訂では,経済学者たちの基本的関心とその分野の歴史からはいるという方法に導入の方法を変更している.これは,教育者としてのウォルシュの経験を充分に取り入れたものである.


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概要

ノーベル経済学賞受賞のスティグリッツ教授によるマクロ経済学、待望の第3版。世界銀行副総裁を務めるなど実際の政策に携わった経験を生かし現実問題にも鋭く斬り込む

目次


第1部 マクロ経済学入門
第1章 需要・供給とマクロ経済学
第2章 マクロ経済活動の測定

第2部 完全雇用マクロモデル
第3章 完全雇用モデル
第4章 貨幣と銀行システム
第5章 完全雇用下の財政と開放経済
第6章 経済成長と生産性

第3部 マクロ経済変動
第7章 経済変動の理論
第8章 総支出と総所得
第9章 総需要とインフレーション
第10章 インフレーションと失業
第11章 マクロ経済政策
第12章 開放マクロ経済と政府の政策

第4部 最新のマクロ経済学
第13章 国際金融システム
第14章 マクロ経済政策論争
第15章 財政赤字と財政余剰
第16章 経済発展と移行経済