新版 ディズニーリゾートの経済学

粟田 房穂著
2013年3月1日 発売 在庫なし
定価 1,760円(税込)
ISBN:9784492314340 / サイズ:四六/並/272

 2013年4月、東京ディズニーランドは開業30周年を迎える。累計入場者数は5億人を超え、日本人ひとりひとりが5回以上訪れたことになる。東京ディズニーリゾートは、世界に5つある「ディズニーパーク」のなかで、もっとも集客数が多く、収益世界一の遊園地ともいわれている。本書は、常勝を続けてきた東京ディズニーリゾートの戦略を解明し、これからどこへ向かおうとしているのかを探る。さらに、東京ディズニーリゾートがこれほどまでに日本人に受け入れられてきた時代背景、社会的要因をも分析し、成熟消費社会・日本の深層を考える。
 著者は、ロングセラー『ディズニーランドの経済学』(朝日文庫)の著者であり、ディズニーランドを経済的視点から分析した草分けとして知られる粟田房穂氏。

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概要

定評あるロングセラーの全面改訂版。2013年4月に開業30周年を迎える東京ディズニーランド。常勝を続けている秘訣を探る。

目次

序章 挫折なき発展と進化
第1章 ディズニーランドの「夢と魔法のレシピ」
第2章 夢とイマジネーションの海へ
第3章 「ディズニーリゾート」への進化
第4章 「西の大型テーマパーク」との対決
第5章 消費を誘う巨大装置
第6章 舞台裏のリアリストたち
第7章 「成熟消費社会」の経済学
終章 「ディズニー」を受容する日本の異文化吸収力

著者プロフィール

粟田 房穂  【著】
あわた ふさほ

1940年生まれ。63~97年朝日新聞社勤務。宮城大学事業構想学部教授、流通科学大学スポーツ健康学部教授を務める(現在は退官)。主な著書に、『円・ドル・マルク』(教育社、1976年)、『ディズニーランドの経済学』(共著、朝日新聞社、1984年)、『遊びの経済学』(PHP研究所、1986年)、『Jリーグ風──超消費社会の経済学』(ウェッジ、1994年)、『「成熟消費社会」の構想』(流通経済大学出版会、2002年)、『事業構想学入門』(共著、学文社、2003年)等