美貌格差

生まれつき不平等の経済学

ダニエル・S・ハマーメッシュ著/望月 衛訳
2015年2月27日 発売 在庫なし
定価 1,980円(税込)
ISBN:9784492314531 / サイズ:四六/上/256

美形のお得度を真面目に測った史上初の本

見た目で生涯年収の差は2700万円?!
ブサイクな人は保護されるべき?
人の美しさをどう測る?
美しさは収入にどう影響するか?
美形効果が女性の間では小さいのはなぜか?
美形は利益にどう影響するか?
CEOがイケてるほうが業績はいい?
美しい子どもの市場なんてありえるんだろうか?
借金するにも美形はお得?
ブサイクは救えるか?
ブサイクを守らないなんて筋が通るか?
美形だったら人生バラ色?
未来の美形はどうなるか?
ブサイクなあなたに何ができる?

意外にも、着るものや化粧、整形手術に効果はない。
美形かどうかは、会社の業績、選挙の結果、融資の条件、寄付金集めにも影響する。
労働経済学の権威が20年かけて解明した「衝撃の真実」


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概要

美人やイケメンはどれくらい得か? CEOの容姿が企業業績に影響するのか? 給料や就職から選挙、結婚まで幅広い角度から研究。

目次

はじめに
第1部 美形の裏側
 第1章 美貌の経済学
 第2章 見る人次第
第2部 職場での美形:なぜなにどうして
 第3章 美貌と働き手
 第4章 特定の職業における美形
 第5章 美形と雇い主
 第6章 ブサイク差別か役に立つ美形か、そしてそれはなぜか?
第3部 愛、借金、そして法律での美形
 第7章 友だち、家族、そして借金の市場における美形
 第8章 ブサイクを法律で守る
第4部 美形の先行き
 第9章 ブサイクの行く末
訳者あとがき

著者プロフィール

ダニエル・S・ハマーメッシュ  【著】
だにえる・S・はまーめっしゅ

テキサス大学オースティン校で経済の基礎に関するスー・キリアム寄付講座の担当教授、オランダのマーストリヒト大学では労働経済学の担当教授を務める。著書に『労働需要(Labor Demand)』、『どこでも経済学(Economics Is Everywhere)』などがある。

望月 衛  【訳】
もちづき まもる

京都大学経済学部卒業、コロンビア大学ビジネススクール修了。CFA、CIIA。投資信託などのリスク管理や評価・分析に従事。訳書に、『その問題、経済学で解決できます。』、『超ヤバい経済学』、『ヤバい社会学』、『ヤバい経済学』(東洋経済新報社)、『オタクの行動経済学者、スポーツの裏側を読み解く』、『ブラック・スワン』(ダイヤモンド社)、『ウォール街のイカロス』(日本経済新聞出版社)などがある。