レヴィット ミクロ経済学 基礎編

スティーヴン・レヴィット著/オースタン・グールズビー著/チャド・サイヴァーソン著/安田 洋祐監訳/高遠 裕子訳
2017年4月21日 発売
定価 3,520円(税込)
ISBN:9784492314951 / サイズ:A5/並/628

世界的ベストセラー『ヤバい経済学』のレヴィットと気鋭の若手経済学者が贈る
これ一冊で「本当に使えるミクロ経済学」がマスターできる初中級テキスト

ビジネスマンの学び直しにも、入門では物足りない一年生にも!

豊富な実例、グラフ、数値例で理論を無理なく理解できる懇切丁寧な構成。
練習問題も多数収録!

[本書の特徴]
・読みやすいのに本格的なミクロ経済学の分析ツールが身につく。
・経済学を初めて学ぶ学生にも最適。
・理論を説明するだけでなく、その活用法と現実のデータも示す。
・通常の中級テキストでは省略されているグラフや数値を使った説明が豊富。
・数学が苦手な学生でもわかるように懇切丁寧に説明。
・微分は補論に入っており、微分を使用してもしなくてもわかる構成。
・コラム「ヤバい経済学」で、経済学の面白さと可能性を実感できる。

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概要

『ヤバい経済学』のレヴィットと気鋭の若手経済学者による待望の実践的テキスト。現実のデータと理論をつなぎ、コラムや問題も充実。

目次

第1部 基礎概念
 第1章 ミクロ経済学の冒険
 第2章 需要と供給
 第3章 需要と供給のツールを使って市場を分析する
第2部 消費と生産
 第4章 消費者行動
 第5章 個人の需要と市場の需要
 第6章 生産者行動
 第7章 費用
第3部 市場と価格
 第8章 競争市場における供給

著者プロフィール

スティーヴン・レヴィット  【著】
すてぃーヴん・れヴぃっと

シカゴ大学経済学部ウィリアム・オグデン特別功労教授。シカゴ価格理論ベッカー・センター理事。ハーヴァード大学で学士号を、マサチューセッツ工科大学(MIT)で博士号を取得。1997年以来、シカゴ大学で教鞭をとる。2004年、40歳以下の優秀なアメリカ人経済学者に贈られるジョン・ベイツ・クラーク賞を受賞。2006年には、『タイム』誌の「世界で最も影響力がある100人」の1人に選ばれる。共著に『ヤバい経済学』『超ヤバい経済学』があり、人気ブログ「Freakonomics(ヤバい経済学)」を共同で執筆している。



オースタン・グールズビー  【著】
おーすたん・ぐーるずびー

シカゴ大学ブース・ビジネススクール、ロバート・P・グウィン経済学教授。イェール大学で経済学の学士号、修士号を、マサチューセッツ工科大学(MIT)で博士号を取得。ニュー・エコノミー、政策、税制、技術を主な研究テーマとしている。2010年に大統領経済諮問委員会(CEA)委員長に指名され、2011年8月にシカゴ大学に復帰。国勢調査諮問委員会委員やアメリカ法曹財団のリサーチフェローとしても活動している。


チャド・サイヴァーソン  【著】
ちゃど・さいヴぁーそん

シカゴ大学ブース・ビジネススクール経済学教授。研究テーマは多岐にわたるが、特に企業構造、市場構造、生産性の相互作用に注目している。全米科学財団から複数回の受賞歴あり。いくつかの経済学・経営学の専門誌で編集委員を務め、全米経済研究所の研究員でもある。ノースダコタ大学で経済学と機械工学の学士号を、メリーランド大学で経済学の博士号を取得。2001年よりシカゴ大学で教鞭をとる。


安田 洋祐  【監訳】
やすだ ようすけ

大阪大学大学院経済学研究科准教授。1980年生まれ。2002年東京大学経済学部卒業。2007年プリンストン大学よりPh.D.取得(経済学)。政策研究大学院大学助教授を経て、2014年4月から現職。専門は戦略的な状況を分析するゲーム理論。主な研究テーマは、現実の市場や制度を設計するマーケットデザイン。編著に『改訂版 経済学で出る数学 高校数学からきちんと攻める』(日本評論社)、『学校選択制のデザイン ゲーム理論アプローチ』(NTT出版)。

高遠 裕子  【訳】
たかとお ゆうこ

東京大学教養学部卒業。銀行系シンクタンク勤務を経て翻訳業。主な訳書に、ターナー『債務、さもなくば悪魔』、ジョンソン『チャーチル』(共訳)(以上、日経BP社)、キンドルバーガー、アリバー『熱狂、恐慌、崩壊』(日本経済新聞出版社)、シーリグ『20歳のときに知っておきたかったこと』(CCCメディアハウス)など。