子ども格差の経済学

橘木 俊詔著
2017年6月23日 発売
定価 1,650円(税込)
ISBN:9784492314999 / サイズ:サイズ:四六判/ページ数:242

習い事や塾は人生に影響を与えるのか?





塾通いでどのくらい差がつくのか?

ピアノ、サッカーといった習い事にはどんな効果があるのか?

日本の子どもたちはどんな塾・習い事に通い、いくらお金をかけているのか?

なぜ日本の中学生の約半数が塾通いをしているのか?

スポーツや芸術でプロの道に進むための条件は何か?

子どもが習い事をやめたいと言ったらどうすべきか?

なぜ幼児期の教育が大切なのか?



格差研究の第一人者によるが、塾と習い事が生む格差を徹底分析。

最新のデータと研究結果から、親と社会ができることを提言する。

 

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概要

塾に行っている子と行っていない子でどれくらい差がつくのか? 塾や習い事が生む機会の不平等を格差研究の第一人者が論じる。

目次

はしがき
第1章 塾に行っている子と行っていない子でどの位の差がつくのか
第2章 ピアノやサッカーなどの習い事はどのような効果があるのか
第3章 1人の子どもを育てるのにいくらかかるのか
第4章 なぜ日本は教育を親まかせにしたのか
第5章 子どもたちに親のできることと、社会ができること

あとがき
参考文献

著者プロフィール

橘木 俊詔  【著】
たちばなき としあき

1943年兵庫県生まれ。小樽商科大学卒業、大阪大学大学院修士課程修了、ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。京都大学経済学部教授、同志社大学経済学部教授を経て、現在京都女子大学客員教授、京都大学名誉教授。その間、仏米英独で教育・研究職。2005年度日本経済学会会長。専攻は経済学。
著書に、『格差社会』(岩波新書)、『女女格差』(東洋経済新報社)、『早稲田と慶応』(講談社現代新書)、『学歴格差の経済学』(共著、勁草書房)、『東京大学』(岩波書店)、『教育と格差』(共著、日本評論社)、『灘校』(光文社新書)、『日本の教育格差』(岩波新書)、『京都三大学 京大・同志社・立命館』(岩波書店)、『三商大 東京・大阪・神戸』(岩波書店)、『学歴入門』(河出書房新社)、『公立 vs 私立』(ベスト新書)、『ニッポンの経済学部』(中公新書ラクレ)、『実学教育改革論』(日本経済新聞出版社)、『プロ野球の経済学』(東洋経済新報社)など多数。