粉飾の論理

高橋 篤史著
2006年9月27日 発売
定価 1,980円(税込)
ISBN:9784492394687 / サイズ:サイズ:四六判/ページ数:352

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概要

粉飾には数多くの関与者がいる。なぜ粉飾は後を絶たないのか。その末路とは。カネボウ、メディア・リンクス、ライブドアなどを事例に、粉飾にいたる系譜と構図を明らかにする。

目次


序 章 虚業ライブドア

第I部 カネボウの罪
第一章 秘密工作
第二章 隠蔽
第三章 源流

第II部 メディア・リンクスの罰
第四章 循環取引
第五章 地下迷宮
第六章 破滅

第III部 監査法人の死
第七章 苦悩
第八章 破産会計士
第九章 衝撃

終 章 香港、スイス、カリブ海

著者プロフィール

高橋 篤史
たかはし・あつし

1968年愛知県生まれ。93年早稲田大学教育学部卒業。日刊工業新聞社を経て98年から東洋経済新報社記者。2009年に同社を退社。現在はフリーランスのジャーナリスト。

著書に『ドキュメント ゼネコン自壊』(2002年)、『兜町コンフィデンシャル』(2006年)、『凋落 木村剛と大島健伸』(2011年、いずれも東洋経済新報社)