幼児化する日本社会

榊原 英資著
2007年7月6日 発売
定価 1,760円(税込)
ISBN:9784492394854 / サイズ:サイズ:四六判/ページ数:240

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概要

論客・榊原英資氏が昨今の経済・社会現象を独自の視点で分析。何でも単純に割り切る二分割思考や企業とメディアの利益至上主義を糾弾。閉塞感漂う社会に爽快な議論を投げかける。

目次

第1章
子どもの世界は大人の鏡
第2章
家族の変質
第3章
教育の混乱
第4章
企業倫理の崩壊
第5章
マスメディアの堕落
第6章
規制緩和と地方分権の落とし穴
第7章
地方の瓦解
第8章
ポスト産業資本主義と新しいコミュニティー
付章
ニ分割思考は知的退行

著者プロフィール

榊原英資
さかきばら・えいすけ

青山学院大学教授.
1941年生まれ.東京大学経済学部卒業.大蔵省入省後,ミシガン大学で経済学博士号取得.IMFエコノミスト,ハーバード大学客員准教授を経て大蔵省国際金融局長,財務官を歴任.2010年より現職.

『榊原英資 インド巨大市場を読みとく』(共著),『辺境からああ中心へ』,『強い円は日本の国益』,『日本人はなぜ国際人になれないのか』(東洋経済新報社),『龍馬伝説の虚実』,『ドル漂流』(朝日新聞出版),『フレンチ・パラドックス』(文藝春秋)など著書・論文多数.