デフレは終わらない

上野 泰也著
2008年4月18日 発売
定価 1,760円(税込)
ISBN:9784492394953 / サイズ:サイズ:四六判/ページ数:240

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概要

原材料価格が高騰してもデフレになる? 戦後最大の景気拡大は消費者とは無関係? 人気エコノミストランキング6年連続1位の著者が日本経済の本当の姿を解き明かす!

目次


第1章 デフレは終わらない
1 「デフレが終わりこれからはインフレ」は本当か?
2 「戦後最長の景気拡大」は本当か?
3 「このまま雇用の売り手市場が続けば
     賃金は上昇する」は本当か?
4 「人口減少でゆとり社会が到来する」説に異議あり

第2章 金利は上がらない
1 「ゼロ金利は異常で金利は上昇するのが正常」は本当か?
2 「ドルに並ぶ基軸通貨として
        有望なユーロは上昇し続ける」は本当か?
3 「有事のドル買いは終わり」
        「これからは有事のドル売り」は本当?
4 「地価の右肩上がり神話」は復活したのか?
5 コメンテーターの、こんな言葉には要注意

第3章 それでも日銀は利上げを急ぐ
1 「長期金利が1%上昇すると
      財政負担は1兆数千億円増加する」は本当か?
2 本当に日銀は、早く利上げをすべきなのか?
3 日銀は本当に政府から独立できているのか?
4 日銀の金融政策決定は合議制ではない?
5 為替介入には効果がないのか?

第4章 デフレ時代、私ならこうする
1 生活設計についての提言
2 資産運用についての提言
3 経済政策についての提言