アングロサクソン資本主義の正体

ビル・トッテン著
2010年7月23日 発売
定価 1,760円(税込)
ISBN:9784492395356 / サイズ:サイズ:四六判/ページ数:192

マネーの支配者による

富の収奪は止まらない




アングロサクソン資本主義が世界を支配する「マネー経済」は、金融危機後も温存され、いまなお世界中から富の略奪が続けられている。「マネー経済」のカラクリの根本で、銀行が独占している「信用創造」機能を政府が取り戻し、現金を100%準備金とする「100%マネー」制度を構築しなければならない。



本書では、グローバル経済をカジノ化させたマネー支配のカラクリを解き明かすともに、日本がこれから甦るための新たな金融システムのありかたを提示していく。

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概要

米国金融支配の構図は、金融危機後も温存され、いまなお世界中から富の略奪が続けられている。マネー経済のカラクリを解き明かすともに、日本が甦るための大胆な処方箋を提示。

目次


第1章 カジノ経済
    ――アングロサクソン資本主義の到達点
第2章 「マネー」のカラクリ
    ――銀行の練金術
第3章 「100%マネー」
    ――カジノ経済を封じ込める処方箋
第4章 「100%マネー」への反論を反証する
第5章 「マネー」はいったい誰のものか?

 

著者プロフィール

ビル・トッテン

1941年アメリカ・カリフォルニア州生まれ。1963年カリフォルニア州立大学卒業後、ロックウェル社に勤務。1967年システム・デベロップメント社に転職、在籍しながら1969年に南カリフォルニア大学経済学博士号取得。同年日本に市場調査のため来日。1972年パッケージソフトウェア販売会社である株式会社アシストを設立。同社代表取締役。

主な著書に『日本は略奪国家アメリカを棄てよ』(ビジネス社)、『愛国者の流儀』(PHP研究所)、『年収6割でも週休4日という生き方』(小学館)など。
京都在住