人口減少時代の大都市経済

松谷 明彦著
2010年11月12日 発売
定価 1,980円(税込)
ISBN:9784492395455 / サイズ:サイズ:四六判/ページ数:296


大都市はどこから来て、どこへ行くのか?

・ 戦後経済モデルは終わった

・ 年金は高齢社会に合わない

・ 増税の必要ない

われわれが今なすべきことを克明に描く。


 

人口統計は嘘をつかないといわれるように、そこから紡ぎ出される像は、確実な見取図を私たちに示してくれる。



人口減少社会の意味するもの。それは大都市の破綻である。このままいけば、大都市経済は人が住むのに不適となり、巨大な深層崩壊が日本全体に起こるとの見通しがリアルなデータと共に本書では語られる。



そのような破綻を避けるために現在なすべきことは何か。国際化、ビジネスモデルの転換、財政政策の転換、人生の再設計など、今われわれがなすべきことを明確な筆致で提言。



『「人口減少経済」の新しい公式』(日本経済新聞出版社)などのベストセラーで、新たな社会の到来を見通した著者による野心的な新著。


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概要

人口減少社会の意味するもの。それは大都市の破綻である。破綻回避に何が必要か。国際化、ビジネスモデルの転換、財政政策の転換、人生の再設計など、今われわれがなすべきことを描く。

目次


第1章 行き詰る大都市
第2章 大都市経済はどこに向かうべきか
第3章 大都市社会はどこに向かうべきか

 

著者プロフィール

松谷明彦
まつたに あきひこ

政策研究大学院大学教授、国際都市研究学院理事長。1945年疎開先の鳥取県で生まれる。東京大学経済学部経済学科、同学部経営学科卒業。大蔵省主計局調査課長、主計局主計官、大臣官房審議官等を歴任。1997年より現職。2004年東京大学より博士(工学)の学位取得。2010年国際都市研究学院を創設。
専門は、マクロ経済学、社会基盤学、財政学。

著書に、『人口減少社会の設計』(中央公論新社)、『「人口減少経済」の新しい公式』『2020年の日本人』『人口流動の地方再生学』(日本経済新聞出版社)など。