日本経済の明日を読む2012 アメリカに頼れない時代

みずほ総合研究所著
2011年11月18日 発売
定価 1,650円(税込)
ISBN:9784492395639 / サイズ:サイズ:四六判/ページ数:224

わが国第一級のシンクタンクが放つ渾身の経済予測!

世界で多発するデモ 

今、何が起きているのか? 潮流変化を見逃すな!




グローバル低成長時代の到来と震災復興への対応で、2012年の日本経済はどうなるのか。日本経済の失われた20年が世界経済でも繰り返される「日本化現象」のグローバル化が言われるなか、先進国においてもソブリンリスク不安が生じて国債の信任が揺らいでいる。



本書では、大手シンクタンクのエコノミストが日本経済・米国経済・欧州経済・中国経済・アジア経済などの分析も交え、2012年の内外経済・マーケットを展望するとともに、「ソブリン危機」「日本化」「デフレ」「円高」「「国際通貨体制」など内外経済を理解するための15のキーワードを用いて「アメリカに頼れない時代」のスタートにあたる2012年の変動にどのように備えればいいのかを徹底解説する。

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概要

グローバル低成長時代の到来と震災復興への対応で、2012年の日本経済はどうなるのか。中期的な展望も交え、大手シンクタンクのエコノミストが内外経済・マーケットの見通しを徹底予測。

目次


第1章 金融危機・大震災と内外経済の立ち位置
 (1)世界金融危機が残した爪痕
 (2)危機は終わっていない
 (3)世界金融危機後の日本経済――東日本大震災前夜
 (4)東日本大震災とその影響

第2章 世界経済の中期展望と日本の対応
 (1)アメリカに頼れない時代
 (2)緩やかな縮小均衡とグローバルなフリクションの強まり
 (3)日本の対応~震災復興を梃子に成長力を取り戻せ

第3章 2012年内外経済・マーケットの展望
 (1)日本経済の展望
 (2)米国経済の展望
 (3)欧州経済の展望
 (4)中国経済の展望
 (5)アジア経済の展望
 (6)金融マーケット(株・金利・為替)の展望
 (7)資源価格の行方と世界経済への影響

第4章 内外経済を理解するための15のキーワード
 (1)ソブリン危機
 (2)日本化(ジャパナイゼーション)
 (3)中国の地方政府債務問題
 (4)金融規制強化
 (5)産業空洞化
 (6)サプライチェーン
 (7)電力制約
 (8)再生可能エネルギー
 (9)財政の持続可能性
 (10)家計負担
 (11)デフレ
 (12)M&A(企業合併・買収)
 (13)円高
 (14)日本国債の信用力
 (15)国債通貨体制

著者プロフィール

みずほ総合研究所

みずほ総合研究所は、みずほフィナンシャルグループのシンクタンクとして、内外の経済・金融・財政に関する調査ならびに政策提言、PFI等の地域開発・社会政策に関連する調査業務、経営コンサルティング・年金コンサルティング・経営情報の提供業務、会員制サービス事業、セミナー・企業内研修・通信教育等の教育研修事業と、多様な業務を行っている。これらを有機的に結合させ、高度化する顧客ニーズに的確かつ迅速に対応し、付加価値の高い情報・サービスを提供することを事業の目的としている。