不動産絶望未来 次なる震災対策編

山下 努著/柳原 三佳著
2012年2月24日 発売
定価 1,760円(税込)
ISBN:9784492395677 / サイズ:サイズ:四六判/ページ数:248


「首都直下地震、4年以内50%」への家の備えはこの一冊! 震災後の日本に訪れる 不動産超格差の時代



3・11の東日本大震災の以後、不動産大選別の時代がやって来た。

●大地震、津波、火山噴火など次なる災害に備えるためには、どういう住まい方が良いのか?

●災害を想定した場合、持ち家と賃貸ではどちらが得なのか? 

●震災にはマンションと一戸建てのどちらが強いのか?

●高層マンションに死角はあるのか?

●東京・埼玉・千葉・神奈川のどこにどう住むべきなのか?

首都圏直下型大地震、富士山噴火、津波など災害大国ニッポンには次なる災害リスクがてんこ盛りです。それに対して不動産の購入はどうすればいいのか?


「不動産絶望未来」著者とフリーライターのコンビが詳細かつ豊富な取材を元に、震災後1年を経てなお問われていなかった、不動産をめぐるタブーに切りこみます。

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概要

3・11以後、不動産大選別の時代がやって来た。大地震、津波、火山噴火など次なる災害に備えるためには、どういう住まい方が良いのか? 専門記者が豊富な取材でズバリ切り込みます! 

目次


プロローグ 震災後にやってきた不動産選別の時代
Round1 3・11大震災後、日本人の住宅観はどう変わったか?
Round2 震災に強いのは一戸建て?それともマンション?
Round3 高層マンションの死角、震災には弱かった?強かった?
Round4 「震災買い」か「反震災買い」か?
Round5 死んでも返せない超長期ローンと不治の郊外病が襲う
     埼玉と千葉は「無円社会」のスラム街になる
Round6 『不動産絶望未来』にモノ申す!?
Round7 バブル世代の「スイートホーム」志向はなぜ病気なのか?
Round8 住宅若者革命 台所は折りたたみになるのか?
Round9 クルマと持ち家はこんなに似ている?
Round10 マイホーム神話は短大卒妻が完成させた?
Round11 日本人の住まい方はどう変わっていくのか?

 

著者プロフィール

山下 努
やました つとむ

朝日新聞出版『AERA』編集部記者.
1963年生まれ.山梨県出身で現在東京湾岸エリアに在住.86年朝日新聞社に入り,東京経済部,大阪経済部などで建設・不動産・住宅,電機,自動車,金融,繊維,電力など幅広い業界と関係省庁を担当,「ヘラルドトリビューン朝日」記者を経て『AERA』編集部記者.

主著に『不動産絶望未来』(東洋経済新報社),『孫は祖父より1億円損をする 世代会計が示す格差・日本』(朝日新聞出版,島澤 諭氏との共著).世代会計,資産市場の分析と,「シルバーキャピタリズム」の研究に関心がある.

柳原三佳
やなぎはら みか

ジャーナリスト.
1963年生まれ.京都市出身で現在千葉県在住.雑誌編集記者を経て89年にフリーに.主婦業・子育てをこなしながら交通事故,司法問題等を中心に執筆.

「週刊朝日」等に連載した告発ルポは自賠責制度改定の契機に.

主著に『自動車保険の落とし穴』(朝日新聞出版),『死因究明 葬られた真実』『巻子の言霊』(講談社),『焼かれる前に語れ』(WAVE出版),『遺品 あなたを失った代わりに』(晶文社),『交通事故被害者は二度泣かされる』(リベルタ出版),『示談交渉人裏ファイル』(角川書店)など.趣味は書道,料理,古道具集め.趣味が高じて裏庭に古民家(長屋門)を移築.

WEBサイト:http://www.mika-y.com