日本経済の明日を読む2013

みずほ総合研究所著
2012年11月16日 発売
定価 1,650円(税込)
ISBN:9784492395783 / サイズ:サイズ:A5判/ページ数:208

世界経済の主導国なき時代、

日本に再び「チャンス」が訪れた! 




米国は、緩やかな回復が続きながらも、バランスシート調整の構造問題を抱えた状況が続く。欧州は、債務問題を抱えて、出口が見えない悪循環に陥るリスクを負っている。



すでにバランスシート調整をすませた日本は、高い技術力、勤勉な労働力、民間部門の潤沢な貯蓄と世界一の対外純資産、健全化した企業と金融機関の存在など、まだ「持っている国」である。少子高齢化、エネルギー制約、地方経済疲弊等の「あらゆる国が抱える問題の先進国」であった日本には、問題解決のフロントランナーとしてアジアとの間に補完的な経済関係の深化をもたらすことができる可能性がある。



本書では第1部で、2013年に向けて内外の経済・金融市場の動向を展望し、直面するリスクを点検した。そのうえで第2部において、「国内活性化」の針路を示し、「海外市場での潜在力を発揮」するためのフロンティアを探る。世界経済の主導国なき時代に、日本に再び訪れた「チャンス」を分析し提言する一冊。

商品を購入する

概要

国内の構造問題が山積し欧米市場には頼れない日本の新ビジネスモデルとは? 2013年の日本・世界経済、金融市場の見通しを論じるとともに日本経済活力再生に向け内外ビジネスチャンスを分析し提言する。

目次


第1部 内外経済の展望とリスク
  第1章 2013年の内外経済・金融市場を占う
  第2章 主要国・地域が直面するリスクを点検する

第2部 日本経済の針路~再生への課題とチャンス
  第3章 日本の中長期的課題を整理する
  第4章 内外のフロンティアを探る

著者プロフィール

みずほ総合研究所

ハイレベルなリサーチ部門とソリューション部門に加え、独自の法人会員制度を擁する日本有数のシンクタンク。経済調査/市場調査/金融調査/アジア調査/政策調査――5つの分野のスペシャリストが、優れた分析力と国内外のネットワークを駆使し、付加価値の高いマクロ情報の発信や政策提言を行うほか、国や自治体、民間企業の個別課題解決ニーズに対応したコンサルティング・サービスを提供している。