アジア環境白書2006/07

日本環境会議「アジア環境白書」編集委員会編
2006年10月20日 発売
定価 3,080円(税込)
ISBN:9784492443286 / サイズ:サイズ:A5判/ページ数:336

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概要

3年ごとに出しているシリーズの第4弾。内外の研究者・NGOがネットワークを作り、環境問題の実態をレポート。国際的にも評価の高い資料である。

目次


第I部 テーマ編
 第1章 環境社会配慮と環境ODAはどこまで進んだのか
 第2章 公害被害者の救済をめざして
 第3章 急がれるe-wasteの適正処理

第II部 各国・地域編
 第1章 シンガポール
     /政府主導型環境政策からの転換
 第2章 バングラディシュ
     /進化する環境問題とNGOの成長
 第3章 極東ロシア
     /危機に瀕するタイガの生態系
 第4章 朝鮮民主主義人民共和国
     /知られざる環境面の実態
 第5章 フォローアップ編

第III部 データ解説編

著者プロフィール

日本環境会議
(JEC: Japan Environmental Council)

1963年からスタートしたユニークな学際的研究グループである公害研究委員会のメンバーが核となり、1979年6月に発足した研究者・専門家を中心とするにネットワーク型の非政府・非営利の任意団体であり、すでに30年余の歴史を持っている。1991年11月からは会員制の組織に移行し、各分野の研究者、弁護士、医師、ジャーナリストなどの専門家や事務家、市民運動や住民運動のリーダー、一般市民、大学院学生など、約450名が会員になっている。

発足以来、全国各地で大会やシンポジウムなどを開催し、各種の公害・環境問題に関する現場を重視した調査・研究に基づきながら、さまざまな政策提言の活動を続け、内外での環境保全の発展のために尽力している。

また、準機関誌としての『環境と公害』(岩波書店刊)の編集・刊行をはじめ、各種の出版活動や講演会の開催なども行っている。特に1990年代以降、この「アジア環境白書」シリーズのベースとなっている「アジア・太平洋NGO環境会議」(APNEC: Asia-Pacific NGO Environmental Council)を立ち上げ、「アジア環境協力」の発展をめざした地道なネットワーク作りに力を注いでいる。