経済成長とモラル

フリードマン,B.M.著/地主 敏樹訳/重富 公生訳/佐々木 豊訳
2011年4月22日 発売
定価 5,280円(税込)
ISBN:9784492443767 / サイズ:サイズ:A5判/ページ数:480


合衆国最良の知性の伝統により紡がれた壮大なアメリカ史



経済成長のためにはモラルを犠牲にすべきか、環境のためには経済成長を犠牲にすべきか。著者フリードマン教授によれば、そのどちらも間違っている。



本書は、ハーバード大学におけるマクロ経済学、金融の大家であるベン・フリードマンがこれまでの金融論・マクロ経済論を超えて、経済成長、政治学、歴史等幅広い分野に関心の対象を広げた1冊である。



「経済成長のためには社会の民主性を犠牲にする必要がある」という通念を批判し、民主化と経済成長に非常に関連があることを明らかにしている。経済成長と社会的道徳心の観点から読み解かれた壮大なアメリカ史。


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概要

経済成長のためにはモラルを犠牲にすべきか、モラルのためには経済成長を犠牲にすべきか。本書の著者フリードマン教授はそのどちらも間違っていると主張する。

目次


第I部 諸概念、その起源、およびその含意

第1章 経済成長とは何か、経済成長は何をもたらすのか
第2章 啓蒙主義とその淵源からの展望
第3章 進歩と反動――改革の時代から現代まで
第4章 所得の上昇、個人の態度、社会変化の政治学

第II部 アメリカのデモクラシー

第5章 ホレイシオ・アルジャーからウィリアム・ジェニングズ・
    ブライアンまで
第6章 シオドア・ローズベルトからフランクリン・ローズベルト
    まで
第7章 極端な例外としての大恐慌
第8章 戦後期のアメリカ社会

第III部 将来への展望

第9章 成長と環境
第10章 アメリカにおける経済政策と経済成長 

 

著者プロフィール

ベンジャミン・フリードマン
Benjamin M. Friedman

ハーバード大学教授。1944年、ケンタッキー州に生まれる。ハーバード大学経済学部卒業後、英国ケンブリッジ大学で修士号、ハーバード大学で博士号を取得。1972年、ハーバード大学経済学部助教授に就任。1980年より現職。マクロ経済学、とくに金融面を重視した研究業績で知られる。連邦準備制度のエコノミスト、全米経済研究所(NBER)の金融市場・貨幣的経済学の研究グループの世話役、経済学ハンドブックシリーズの貨幣的経済論の巻の共編者等もつとめた。