環境でこそ儲ける

ビジネスは「環境経営」で進化する

小林 光編著
2013年3月8日 発売 在庫なし
定価 2,200円(税込)
ISBN:9784492502488 / サイズ:四六/上/272

●企業の発展は「環境」にこそある!
イメージアップとして環境に関わる時代から、環境を事業の中核に据え、
環境で儲ける経営をさまざまな角度から徹底解説。

◆「環境で儲ける」経営への大転換が必須
・環境を敬遠する企業が衰退する事実を摘出
・公害対策が経済的にも見合った企業の取り組みを紹介
・環境先進企業を創発するための具体策と手法がわかる

◆環境を経営の中核に据える企業の現場からの提言
 環境先進企業12社はいかに「環境」に向き合い、事業に取り入れていったのか。
 実際に中心として推進したキーマンが渾身の報告。
・マイナスをバネに飛躍した企業……チッソ、前田建設工業
・社長のイニシアティブにより環境経営を推進する企業……旭化成、パナソニック
・高度な技術を磨いて売りたいモノづくりに取り組む企業……本田技研工業、旭硝子、和郷園
・環境を軸に顧客とともに成長する企業……阪急電鉄、三菱地所、西武信用金庫
・環境企業をバックアップする目利き企業……日本政策投資銀行、三井住友銀行

◆環境経営を本業に組み込む新視点がわかる
・製品・サービスを通じて環境に貢献する手法
・地域や社会への貢献と競争力向上を両立させるマネジメント
・先進企業・先進経営者はすべての行為が環境に依拠していることを知って行動する

●環境で儲けられない企業は、やがて衰退する。
 いますぐ「環境」から新機軸を!

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概要

イメージアップの環境の時代は終わった。環境を事業の中核に据える環境先進企業を例に「本業で儲ける環境経営」を徹底解説。

目次

序 章 よい子の住むよいまちづくり――環境経営サロンの試み
第1章 「環境嫌い」から「環境で儲ける」への大転換
第2章 環境経営の現場から
第3章 環境経営の現場を読み解いて見えてくるもの
     【対論】21世紀の環境経営を考える――「環境先進企業」をどう創発するのか
第4章 環境経営を本業に組み込む新視点

著者プロフィール

小林 光  【編著】
こばやし ひかる

慶應義塾大学大学院教授、元環境省環境事務次官、1949年生まれ。京都議定書の取りまとめや水俣病特別措置法の未認定患者救済策づくりに尽力。定年後、慶大教授に。著書に『エコハウス私論』(ソトコト新書)など。