目次
解 説 経営の世界を動かした偉大なる思索家、C・K・プラハラード(解説:一條和生) 第1章 価値の共創とは何か 第2章 価値共創を支える諸要素(DART) 第3章 共創経験 第4章 経験のイノベーション 第5章 経験のパーソナル化 第6章 経験ネットワーク 第7章 フォーラムとしての市場 第8章 新しい戦略的資産を築く 第9章 マネジャーは消費者である 第10章 知識創造のスピードを高める 第11章 戦略とは発見への旅である 第12章 価値共創の未来へ向けて
解 説 経営の世界を動かした偉大なる思索家、C・K・プラハラード(解説:一條和生) 第1章 価値の共創とは何か 第2章 価値共創を支える諸要素(DART) 第3章 共創経験 第4章 経験のイノベーション 第5章 経験のパーソナル化 第6章 経験ネットワーク 第7章 フォーラムとしての市場 第8章 新しい戦略的資産を築く 第9章 マネジャーは消費者である 第10章 知識創造のスピードを高める 第11章 戦略とは発見への旅である 第12章 価値共創の未来へ向けて
C・K・プラハラード
C.K.Prahalad
元・ミシガン大学ビジネススクール教授
1941年インドのタミル・ナードゥ州に生まれる。66年インド経営大学院(IIM)アーメダバード校で経営学修士、75年ハーバード・ビジネススクールで経営学博士号を取得。企業戦略論の第一人者として研究を重ねるとともに、数々の国際企業でコンサルタントを務める。著書はいずれも世界的なベストセラーとなり、2007~09年の「世界で最も影響力のあるビジネス思想家」第1位に選ばれる。2010年4月に逝去。
主な著書にCompeting for the Future(邦訳『コア・コンピタンス経営』)、The New Age of Innovation(邦訳『イノベーションの新時代』)(ともに日本経済新聞出版社)、The Fortune at the Bottom of the Pyramid(邦訳『ネクスト・マーケット』英治出版)などがある。
ベンカト・ラマスワミ
Venkat Ramaswamy
ミシガン大学ビジネススクール教授。
インド工科大学マドラス校卒業、ペンシルベニア大学ウオートン・ビジネススクールにて博士号取得。専門はマーケティング。関心分野は幅広く、イノベーション、顧客経験、コミュニティ、新市場の創造、ネットワーク、IT、人的資源、事業戦略などに及ぶ。最先端の研究により数々の賞を受賞。主な著書にThe Power of Co-Creation(邦訳『生き残る企業のコ・イノベーション戦略』徳間書店)などがある。
一條和生 【解説】
いちじょう・かずお
一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授。
IMD(国際経営開発研究所、ローザンヌ、スイス)兼任教授。1958年東京都生まれ。一橋大学大学院社会学研究科、ミシガン大学経営大学院卒業、経営学博士(ミシガン大学)。専攻は組織論(知識創造論)、リーダーシップ、企業変革論。
主な著書に『バリュー経営』『シャドーワーク』『MBB:「思い」のマネジメント』(ともに東洋経済新報社)、Enabling Knowledge Creation(Oxford University Press、邦訳『ナレッジ・イネーブリング』東洋経済新報社)、『企業変革のプロフェッショナル』(ダイヤモンド社)などがある。
有賀裕子 【訳者】
あるが・ゆうこ
翻訳家
東京大学法学部卒業。ロンドン・ビジネススクール経営学修士(MBA)。通信会社勤務を経て翻訳に携わる。
主な訳書に『ブルー・オーシャン戦略』『経営は何をすべきか』(ともにダイヤモンド社)、『スタートアップ!』(日経BP社)、『つながらない生活』(プレジデント社)、『イノベーションの新時代』『ハーバード流ボス養成講座』(ともに日本経済新聞出版社)などがある。
企業による価値創造から
個人とともにイノベーションを起こす
「コ・イノベーション」の時代へ。
今までも企業は顧客の声を聞かなければならない、と言われていたが、それは企業主体の考え方であった。これからの時代は、顧客と一緒になって新しい価値を生み出す「価値共創」の時代が待っている。
本書では、多くの企業事例をもとに未来の企業間競争の多彩な選択肢を提示されている。本書は、 新しい経営コンセプトを世界に発信し続けた、故・プラハラード博士の名著『価値共創の未来へ』を改題し、復刻したものである。一橋大学教授の一條和生氏による「解説」を新たに収録する。
ソーシャルメディア、オープンイノベーション、BOP市場など、今日の世界を予言した古典的名著。