M&A(ジャングル)資本主義

小倉 正男著
2006年11月10日 発売
定価 1,870円(税込)
ISBN:9784492532232 / サイズ:サイズ:四六判/ページ数:296

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概要

企業買収の攻防劇が話題を集めている。経営者の敵対的買収への危機感は高まる一方だ。敵対的M&Aへの現実的な対処法を説いた実践・実用書。

目次


第一章  M&Aの活発化と日常化
     ―「時価総額資本主義」が勃興している
第二章  三角合併解禁の脅威
     ―巨大外資が新日鐵、武田薬品、ソニーを呑み込む
第三章  株式持ち合い解消がM&A活発化をもたらした
     ―持ち合い=ニッポン株式会社の
     ホワイトナイトは消滅した
第四章  「時価総額」をどう考えたらよいのか
     ―それでも企業基準は時価総額しかない
第五章  企業価値極大化は自らの経営努力で実現せよ
     ―「株価資本主義」に生き残る経営
第六章  コーポレート・ガバナンスこそニッポン資本主義の課題
     ―チェック&バランスがないのはニッポン株式会社の
     悪いDNA
第七章  株主判明調査、プロキシー・ソリシテーションの進化
     ―SRでプロキシー・ファイト(委任状闘争)に
     勝ち続ける
第八章  “株主に顔を向けた経営”こそM&A防衛策
     ―村上世彰、ホリエモンの跳梁が結果的にIRと
     株価意識を高めた
第九章  敵対的なM&Aで狙われるのは「低PBR会社」
     ―「IRのない会社」が敵対的M&Aの標的になる
第一〇章 “ハゲタカ・ファンド”が次に狙う巨大な獲物
     ―三角合併解禁は巨大外資ファンドに未曾有の
     ビジネス・チャンス提供