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巨大システム 失敗の本質
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巨大システム 失敗の本質

クリス・クリアフィールド著/アンドラーシュ・ティルシック著/櫻井 祐子訳
ISBN:9784492534069
旧ISBN:4492534067
サイズ:四六判 上製 352頁 C3034
発行日:2018年11月30日
定価
2,592円(税込)
原発事故からVWの排ガス事件まで、巨大な失敗には驚くほど似た原因が潜んでいる。物語を楽しみながら読み解き、有効な対策がわかる

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商品詳細

目次
プロローグ いつもどこかで「メルトダウン」

【第1部 失敗はどこにでもある】

第1章 デンジャーゾーンを生み出す複雑系と密結合

第2章 残酷な「複雑性の罠」が支配するシステム

第3章 ハッキング、詐欺、フェイクニュース

【第2部 複雑性を克服する】

第4章 デンジャーゾーンの脱出口

第5章 複雑系には単純なツール

第6章 災いの前兆を見抜く

第7章 少数意見を解剖する

第8章 多様性という「減速帯」

第9章 リスクを引き下げる「悪魔の代弁者」

第10章 サプライズも仕事の一環

エピローグ メルトダウンの黄金時代






 
著者プロフィール
クリス・クリアフィールド【著】
Chris Clearfield

企業が破滅的な失敗を避けるための危機管理方法をコンサルティングしているシステム・ロジック社社長。ハーバード大学では物理学と生物学を学んだ。前職はデリバティブのトレーダーで、ニューヨーク、香港、東京で勤務。商業飛行のパイロット資格も所有。「複雑性と失敗」について、『ガーディアン』『フォーブス』などに寄稿している。

アンドラーシュ・ティルシック【著】
Andras Tilcsik

トロント大学ロートマン・スクール・オブ・マネジメント准教授。専門は経営戦略論。アメリカ社会学会から数々の表彰を受けている気鋭の研究者の一人。世界の40歳未満で経営戦略を教える40人の教授の一人として、そして組織の未来を形作る可能性が最も高い30人の経営思想家の一人として認められている。また国連は、災害リスク管理について、ビジネススクールでの最善のコースとして、彼の「組織的失敗」に関するコースを挙げている。

櫻井 祐子【訳】
さくら ゆうこ

翻訳家。京都大学経済学部卒業、オックスフォード大学大学院で経営学修士号を取得。訳書に『NETFLIXの最強人事戦略』(光文社)、『劣化国家』(東洋経済新報社)、『ハーバード医学教授が教える健康の正解』 (ダイヤモンド社)、『ずる』『マイケル・ポーターの競争戦略』『アリエリー教授の「行動経済学」入門 お金篇』(いずれも早川書房)、『イノベーションへの解』(翔泳社)、『Who Gets What マッチメイキングとマーケットデザインの新しい経済学』 (日本経済新聞出版社)、『地政学の逆襲』(朝日新聞出版)など多数。

 
著者・編集者コメント
あらゆる破滅に通じるヒューマンエラーと
その解決策を導き出す
企業存続のバイブルが誕生!


フィナンシャル・タイムズとマッキンゼーが選び、35歳以下の俊英に贈る
「ブラッケン・バウアー賞」受賞作、待望の邦訳。


<本書でとりあげた「メルトダウン(組織の壊滅的失敗)」事例>

・ハッシュタグで炎上したスターバックス
・原油流出よりコーヒー流出対策を優先したBP
・フォルクスワーゲンのディーゼル排出量偽装
・スティーブ・ジョブズの「なにがなんでも着きたい病」
・ウィーン総合病院第一病棟の異常な妊産婦死亡率
・福島第一原発防波堤の高さ設定判断方法
・アカデミー賞のクレイジーな誤発表
・複雑性を悪用したエンロン
・ワシントン州矯正局の「ヤバすぎる」瞬間
・『ニューヨーク・タイムズ』のフェイクニュース
・多様性をむしろ低下させるダイバーシティ施策
・準郵便局長を破産・投獄に追い込んだシステム
・勝手に止まるジープチェロキー
・フリント市の「茶色い」水道水
・逸脱が標準化したチャレンジャーとコロンビア …etc.


<内容紹介>

●21世紀を生きるためには、電力網から浄水場、交通システム、通信ネットワーク、医療制度、法律まで、私たちの暮らしに重大な影響をおよぼす無数のシステムに頼るしかない。だがときにシステムは期待を裏切ることがある。これらの失敗や、メキシコ湾原油流出事故、福島の原子力災害、世界金融危機などの大規模なメルトダウン(組織の壊滅的失敗)でさえ、まったく違う問題に端を発したように見えて、じつはその根本原因は驚くほどよく似ている。

●本書では物語的語り口を楽しみながら、社会学、心理学、認知学、経済学の何百もの学術的研究や行動学的実験を背景とした分析のほか、重要な顧客の指示に逆らっても安全を最優先したパイロットなど、多くの魅力的な人物も紹介されている。

●複雑で結合されたシステムを運営するには、直感や自信を称え、よい知らせを聞きたがり、自分と見た目や考え方の似た人たちと過ごすことを好むといった「人間の本能や直感」に“逆らう”ことが、有効な対策を導き、問題解決のアイデアをもたらすことを示す。

●『LIFE SHIFT』のリンダ・グラットンも審査員を務めた、フィナンシャル・タイムズとマッキンゼーが選ぶ、35歳以下の俊英に贈られる「ブラッケン・バウアー賞」受賞作。
 

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