ビッグデータの衝撃

城田 真琴著
2012年6月29日 発売
定価 1,980円(税込)
ISBN:9784492580967 / サイズ:サイズ:四六判/ページ数:312


クラウド、ソーシャルに次ぐ第3の、そして最大の潮流――



すべてがデータ化される「ビッグデータ」の世界で、いま何が起きているのか?



世界中の企業が、データの重要性に気付きつつある。

データの作成・収集・蓄積・加工・分析がかつてない低コストで可能になった結果、データを適切に活用できるかどうかは、企業規模やカリスマ経営者の有無よりもはるかに重要になった。



いち早くデータの重要性に目覚めたGoogle、Amazon、コマツ、リクルートなどの勝ち組企業に、他社はどうやって追随するのか?すべては「ビッグデータ」への理解と利活用にかかっている。



ベストセラー『クラウドの衝撃』の著者が、勝ち組企業の新常識を鮮やかに解き明かす。


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概要

グーグル、フェイスブック、グリー、モバゲー。ネット業界を席巻する企業に共通する成功要因は、「ビッグデータ」活用だ。ビジネスを劇的に変えたこの概念を、第一人者が詳しく解説。

目次


第1章 ビッグデータとは何か
第2章 ビッグデータを支える技術
第3章 ビッグデータを武器にする企業[欧米企業編]
第4章 ビッグデータを武器にする企業[国内企業編]
第5章 ビッグデータの活用パターン
第6章 ビッグデータ時代のプライバシー
第7章 オープンデータ時代の幕開けとデータマーケットプレイスの勃興
第8章 ビッグデータ時代への備え

著者プロフィール

城田真琴
しろた・まこと

野村総合研究所イノベーション開発部 上級研究員。
北海道旭川市出身。北海道大学工学部卒業後、大手メーカーのシステムコンサルティング部門を経て、2001年より現職。現在、ITアナリストとして、先端テクノロジーの動向調査、ベンダー戦略の分析、国内外企業のIT利活用調査を推進。同時にそれらを基にしたITの将来予測とベンダー、ユーザー双方に対する提言を行っている。専門領域は、クラウド、ビジネス・アナリティクス、M2M、IoTなど。

著書に、ベストセラーとなった『クラウドの衝撃』(東洋経済新報社)、『今さら聞けないクラウドの常識・非常識』(洋泉社)、共著に『ITロードマップ 2012年版』(東洋経済新報社)などがある。NHK「ITホワイトボックス」、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」などのテレビ出演、講演、新聞・雑誌・Webへの寄稿多数。総務省「スマート・クラウド研究会」技術WG委員(2009~2010年)。