国債の歴史

富田 俊基著
2006年6月16日 発売
定価 6,600円(税込)
ISBN:9784492620625 / サイズ:サイズ:A5判/ページ数:543

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概要

絶対王政時代から第2次大戦後まで500年間に及ぶ、世界の国債市場の歴史をたどる。国債の金利は常に歴史の行く末を見通していた。財政論議に貴重な示唆を与える大著。

目次


序 章   市場の警告

第I部  誕生と試練
第1章  イギリス国債の起源
第2章  コンソルの誕生
第3章  アムステルダムの外債市場
第4章  ナポレオン戦争で試された英仏の国債市場

第II部  深化と拡大
第5章  ヴィクトリア朝の黄金期
第6章  南北戦争:グリーンバックとグレイバック
第7章  明治維新と国債
第8章  ロンドン外債市場

第3)部 破綻から一時安定へ
第9章  ワイマール共和国のハイパー・インフレーション
第10章  帝政ロシア国債のデフォルト
第11章  イギリスの五%戦争
第12章  ポワンカレの奇跡

第IV部  閉鎖経済に国債を詰め込む
第13章  国債の日本銀行引受
第14章  ナチスの国債
第15章  イギリスの三%戦争
第16章  長期国債二・五%の金利天井:アコードの検証

第49回 日経・経済図書文化賞を受賞しました