入門テキスト 金融の基礎(第2版)

藤木 裕著
2022年4月15日 発売
定価 3,520円(税込)
ISBN:9784492654934 / サイズ:A5/並/472

実際に取引される金融商品から、家計と企業の資産・負債の選択、金融システムから金融政策にいたるまで、社会人として必要な「金融リテラシー」を身につけるための最初の一冊
◎本書では、金融論の基礎知識として、金融取引の解説からはじめて、家計と企業の金融資産・負債選択、金融システムと金融機関、代表的な金融商品、金融政策、国際金融に関する話題を5部構成で説明していきます。
◎第1部では、金融取引と金融市場の概要を説明した後に、資金循環統計という統計を用いて誰が誰に対してお金を流しているのかを概観します。
◎第2部では、家計と企業の金融資産・負債選択に関する基礎理論と現状を学びます。特に、家計の金融資産・負債選択に関する基礎理論では、資産運用に関する標準的な考え方を説明しています。
◎第3部では、金融取引を成り立たせる制度である金融システムについて説明します。老後の備えにかかわる、日本の公的年金、企業年金を含む私的年金の仕組みを解説し、なぜ老後の備えが必要か説明します。
◎第4部では、代表的な金融商品市場の現状と金融商品価格の決まり方を説明します。
◎第5部では、グローバル経済と金融政策について説明します。金融商品の卸売市場にあたる市場の金利を統制しているのは日本銀行です。市場の金利が変化すると、住宅ローンの金利などにも影響が及びます。金融政策は生活にも密接にかかわるのです。


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概要

お金に関する知識と判断力=金融リテラシーを学ぶ入門テキスト。金融商品・システムから最新トピックスまで、制度と理論が分かる。

目次

序章 入門テキスト 金融の基礎の概要
第1部 金融取引・金融市場・金融商品の収益率
1章 金融取引・金融市場・金融機関
2章 日本の金融取引と資金循環統計
3章 複利計算
4章 収益率・割引現在価値・期待値・分散・共分散
第2部 家計と企業の金融資産・負債選択の理論と実際
5章 家計の金融資産選択の理論
6章 家計の金融資産選択の実際
7章 企業の投資と資金調達の理論
8章 企業の投資と資金調達の実際
第3部 金融システムと金融機関
9章 銀行の業務とリスク
10章 銀行と信用創造
11章 保険と年金基金
12章 資本市場で活動する金融機関
13章 その他の金融機関
14章 金融規制
第4部 代表的な金融商品市場の現状と金融商品価格の理論
15章 日本の債券市場
16章 債券価格の理論
17章 日本の株式市場
18章 株価の理論
19章 デリバティブ
第5部 グローバル経済と金融政策
20章 国民経済計算・物価指数・国際収支
21章 外国為替市場と国際通貨制度の歴史
22章 為替レートの決定理論
23章 中央銀行の業務
24章 金融政策の目標と手段
25章 金融政策の効果
26章 1998年以降の日本の金融政策
おわりに
参考書の解説
索引

著者プロフィール

藤木 裕  【著】
ふじき ひろし

1964年東京都生まれ。1987年東京大学卒業、同年日本銀行入行。1993年シカゴ大学経済学部大学院修了(経済Ph.D.)。京都大学経済研究所助教授、日本銀行企画局政策調査課長、金融研究所参事役などを経て、現在中央大学商学部教授。
[論文] “Currency Demand, New Technology, and the Adoption of Electronic Money: Micro Evidence from Japan,” (with Migiwa Tanaka), Economics Letters, 125(1), 2014. “Fiscal Cost to Exit Quantitative Easing: The Case of Japan,” (with Hajime Tomura), Japan and the World Economy, 42, 2017.
[著書] 『金融市場と中央銀行』東洋経済新報社、1998年。