金融工学20年

今野 浩著
2005年7月8日 発売
定価 1,760円(税込)
ISBN:9784492670217 / サイズ:サイズ:四六判/ページ数:240

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概要

日本の金融工学はどのように発展してきたのか。それには、理系・文系の学者、実務家がどのようにかかわってきたのか。その20年の歴史を、第一人者が語るクロノロジー。

目次

1
金融工学ことはじめ
2
ファイナンスはORそのものだ
3
バブル前夜の研究会発足
4
1年限定の「株式評論家」
5
MADモデルで参戦
6
MADモデルの正当性
7
マコービッツ教授の失策
8
エンジニアが嫌いな「お金の研究」
9
数学者のファイナンス参入
10
統計学者とエンジニアの共闘
11
本丸突入?経済学者との対決
12
理財工学と金融工学
13
ルーエンバーガー・ショック?傑出した教科書現る
14
文・理融合というフィクション
15
理財工学研究の拠点づくり
16
天才少年の活躍
17
因縁の対決?東工大VS東大
18
2大学同時参入
19
金融ビジネスに参入したエンジニア
20
2000年のそろい踏み
21
ガランドウ?国産技術を軽視する人々
22
個人投資家のためのポートフォリオ理論
23
金融敗戦から国家崩壊へ
24
本質的な研究とは何か
25
金融工学研究の競演
26
誤算
27
金融経済学の挑戦
28
走り続ける20世紀エンジニア