人民元切り上げ論争

関 志雄編/中国社会科学院世界経済政治研究所編
2004年9月23日 発売
定価 2,860円(税込)
ISBN:9784492681251 / サイズ:サイズ:四六判/ページ数:272

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概要

人民元は切り上げられるべきかどうか。この政策的なホット・イシューに、日・米・中各国の論客が挑む。百家争鳴の人民元論争を手際よく整理し、為替制度のあるべき姿を論じる。

目次


第1)部 人民元に対する中国の視点
第1章 人民元切り上げをめぐる海外の論調
第2章 高まる人民元の切り上げ圧力と対応策
第3章 人民元切り上げ恐怖症をなくそう
第4章 ドルペッグ離脱への道

第2)部 人民元に対する米国の視点
第5章 中国の為替政策の政治経済学
第6章 人民元は過小評価されているか
第7章 中国は東アジアの安定要因かデフレ要因か
      ~「経常黒字国の袋小路」の問題

第3)部 人民元に対する日本の視点
第8章 円高の経験と中国にとっての教訓
第9章 なぜ人民元の切り上げが必要なのか
      ~日本のためではなく中国自身のために