年金運用のリスク管理戦略

中央三井アセット信託銀行著
2010年11月19日 発売
定価 3,520円(税込)
ISBN:9784492701317 / サイズ:サイズ:A5判/ページ数:226

米澤康博・早稲田大学大学院教授推薦




年金制度を取り巻く環境は、資産面、負債面ともにめまぐるしく変化している。とりわけ積立方式の確定給付年金制度では、毎年負債側の計算が必要になり、かつ積立時と給付時に時間差があるため、その他の資産運用とは異なるリスクが発生する。そのため、これらの年金運用における独特のリスク(金利リスク、インフレリスク、流動性リスク)管理が必要となっている。それらのリスクに対する管理指標を実践的な形で解説した年金関係者必読の1冊。

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概要

年金運用独特のリスク(金利リスク、インフレリスク、流動性リスク)について、その性質と具体的な対処方法を解説。年金関係者必読の1冊。

目次


第1章 現状のリスク管理の課題と今後の方向性
第2章 金利リスクの管理
第3章 流動性リスクの管理
第4章 インフレリスクの管理
第5章 新たなリスク管理指標と年金負債
第6章 新たなリスク管理指標の具体的利用方法
第7章 新たなトータル・リスク管理
    ~ケーススタディによる実践例~
第8章 短期的リスクと政策アセットミクス

 

著者プロフィール

中央三井アセット信託銀行

「信託」をコアとする金融グル-プ「中央三井トラストフィナンシャルグル-プ」において,年金及び証券信託部門を担うホ-ルセ-ル専門の信託銀行.長年年金制度の運営に深く関与してきた実績とノウハウを活かし,年金等の資産運用・資産管理並びに年金制度の管理に関する幅広いサ-ビスを提供している.資産運用残高は22.4兆円,年金総幹事件数は1031件に上る(2010年3月末現在).