中国食品動乱

小森 正彦著
2008年4月11日 発売
定価 1,760円(税込)
ISBN:9784492761748 / サイズ:サイズ:四六判/ページ数:252

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概要

毒入り餃子事件は、食の不安が一過性でない構造問題であることを浮き彫りにした。中国の「どこ」で「何が」「誰によって」生産されるのか。その基本情報と今後の対策を明らかにする。

目次


第I部 日本は岐路に立たされている
第1章 なぜ日本の食はかくも脆弱なのか?
第2章 「安く便利に」は大丈夫なのか?
第3章 中国への依存体質という時限爆弾
第4章 苦悩する日本の食品業界―競争激化で業界再編へ

第2)部 中国で進行する動乱―爆食の実態
第5章 大転換は急速に進む
第6章 急拡大する食料輸入
第7章 過当競争のもたらす弊害

第3)部 日本向け食料輸出はどうなっているのか?
第8章 沿海部にひしめく日系食品産業
第9章 最先進地域の実相―中国東部の状況
第10章 日系企業の進出多い中国東北部
第11章 巨大人口を抱える中国北部
第12章 急成長続く中国東南部
第13章 近年進出目覚しい中国内陸部

第4)部 日本の食をどう守るか?
第14章 食のグローバル化でますます不安定になる世界
第15章 日本に何ができるのか?
      ―中国依存のリスクを検証する
第16章 消費者としてできることは何か?
      ―何を「食べないようにするか」が重要に