再生可能エネルギーの政治経済学

大島 堅一著
2010年2月26日 発売
定価 4,180円(税込)
ISBN:9784492800836 / サイズ:サイズ:A5判/ページ数:328

編集者コメント




太陽光発電や風力発電などによる再生可能エネルギーが注目されている。

脱炭素・脱原子力をめざすエネルギー政策の政治経済学的分析と欧米での先進事例を紹介しながら、2050年に向けた、石油・石炭・原子力エネルギーに代わる持続可能な日本のエネルギー政策のあり方を提示する。

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概要

地球温暖化対策の1つとして、太陽光や風力などによる再生可能エネルギーが注目されている。欧米での先進事例を紹介しながら、今後のあるべき日本のエネルギー政策を提示する。

目次


序 章 新しい環境・
    エネルギー政策を切り拓く
第1章 なぜ日本では
    原子力発電が拡大したのか
第2章 原子力発電は本当に安いのか
第3章 将来に莫大なツケを残す
    再処理政策
第4章 未来を拓く
    再生可能エネルギー政策
第5章 アメリカ・テキサス州で
    風力が伸びる理由は何か
第6章 イギリス・競争入札制の光と陰
第7章 ドイツにおける
    再生可能エネルギーの爆発的拡大
第8章 再生可能エネルギー政策の
    共通化をめざして前進するEU
終 章 2050年に向けた
    エネルギー政策のグリーン改革
 

著者プロフィール

大島堅一
おおしま・けんいち

立命館大学国際関係学部教授。
1967年福井県生まれ。92年一橋大学社会学部卒業、97年同大学大学院経済学研究 科博士課程単位取得。経済学博士(一橋大学)。高崎経済大学経済学部専任講 師、助教授などを経て、2008年より現職。専門は環境経済学,環境・エネルギー 政策論。

主な著書に、『地球環境保全への途――アジアからのメッセージ』(共編 著,有斐閣)、『アジア環境白書2006/07』(共編著,東洋経済新報社)、『地 域発! ストップ温暖化ハンドブック』(共編,昭和堂)などがある。