経営思想としてのNPS

木下 幹彌著/川崎 享著
2016年10月28日 発売
定価 880円(税込)
ISBN:9784492961216 / サイズ:サイズ:新書変判/ページ数:176

日本の製造業の競争力低下が叫ばれてから久しい。日本での「モノづくり」を持続可能なものにするために、何が求められるのか。本書では、経営思想としてのNPSに着目し、基本的な考え方を紹介するとともに、「モノづくり」を「ヒトづくり」につなげるための道を提示する。

NPSの基本的な考え方を軸に、メーカーとしてのあるべき思想を示ししつつ、経営者やリーダーとして事業を維持していくために求められる要素を紹介する。

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概要

経営思想としてのNPSに着目し、基本的な考え方を紹介し、「モノづくり」を「ヒトづくり」につなげるための道を提示する。

目次

Ⅰ 製造業のあるべき思想を後世の日本に残す
Ⅱ トヨタ生産方式を源流とするNPS
Ⅲ 「経営効率」追求を目指すモノづくり
Ⅳ 「人間性尊重」のヒトづくり

著者プロフィール

木下幹彌
きのした・みきや

昭和4(1929)年10月13日、兵庫県神戸市生まれ。
兵庫県立神戸経済専門学校(現・兵庫県立大学)卒業。
中央紡績㈱勤務、日本シーラント㈱・代表取締役社長、ウシオ電機㈱・代表取締役社長を経て、昭和57(1982)年7月NPS研究会の運営母体である㈱エム・アイ・ピー・代表取締役社長、平成25(2013)年5月より同社・取締役会長。
著書『NPSの極意』(東洋経済新報社、2015年)他。

川崎 享
かわさき・あつし

昭和40年(1965年)4月28日、東京都渋谷区生まれ。
慶應義塾大学経済学部卒業、ミシガン州立大学大学院史学修士課程修了(中国研究・国際関係史)。
鈴村喜久男・NPS研究会初代実践委員長の鞄持ちを務めた後、電機メーカー、コンサルティング会社役員を経て、平成25(2013)年5月より㈱エム・アイ・ピー・代表取締役社長。
著書『英国紳士vs.日本武士』(創英社/三省堂書店、2014年)他。