経営者のための実践コーポレートガバナンス入門

深澤 寛晴著
2017年4月21日 発売
定価 1,760円(税込)
ISBN:9784492961315 / サイズ:サイズ:四六判/ページ数:236

コーポレートガバナンスで稼ぐ力を取り戻せ



アベノミクス成長戦略の「目玉」であるコーポレートガバナンス改革は現在、構築ステージから実践ステージに移行しつつある。2013年の日本再興戦略は「社外取締役の活用」、14年の同改訂版は「グローバル水準のROE」を通じて、資本市場の論理を企業経営に反映することを求めた。そして15年の再改訂版は「攻めの経営」というキーワードを用いて、経営者から積極果敢な経営判断が導出されることを期待している。本書では、海外のベストプラクティス事例の紹介や適切なROE経営に関する解説、さらにはエーザイ株式会社・柳良平常務執行役CFOとの対談を通じてコーポレートガバンスの本質に迫り、企業経営者が「攻めの経営」を実現する道筋について解説する。

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概要

アベノミクス成長戦略の「目玉」であるコーポレートガバナンス改革で企業は稼ぐ力を取り戻せるのか?そのメカニズムを専門家が解説。

目次

序章 なぜ「コーポレートガバナンス」なのか?
第1章 コーポレートガバナンスと日本企業の現状
第2章 欧米企業のベスト・プラクティスと日本企業への示唆
第3章 「稼ぐ力」を取り戻すための適切なROE経営
第4章 日本型コーポレートガバナンスに向けて
第5章 対談―エーザイ株式会社・柳良平常務執行役CFO
第6章 (補論)コーポレートガバナンスによるデフレからの脱却

 

著者プロフィール

深澤 寛晴
ふかさわ・ひろはる

EY総合研究所 未来経営研究部 上席主任研究員。
CFA協会認定証券アナリスト、米国公認会計士(デラウェア州)。
1994年、一橋大学経済学部卒業後、株式会社大和総研入社。エコノミスト、通商産業省(現経済産業省)出向などを経て、2001年よりジャーディンフレミング投信投資顧問(現JPモルガン・アセット・マネジメント株式会社)にて年金営業支援業務。2004年より大和総研にて企業財務戦略部フィナンシャル・アナリストなどを歴任。2014年9月EY総研入社。コーポレートガバナンス等、資本市場対応全般を専門分野とする。