ブックタイトル週刊東洋経済サンプルトヨタ

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概要

週刊東洋経済サンプルトヨタ

特集/経営者豊田章男愛知県豊田市、トヨタ本社内の社長室にて。執務机の周りは車に関連した品であふれている1)。公聴会の夜から三つくらいの転機となったのは公聴会です(存在だなというふうに思っていた。て、正直メディアは頼りにならないいるという人の記事が載ったりし私が出ない分、私のことを知ってでしょという体験をしてきたから。て、それとまったく違うこと書くんれないでしょ、インタビューしたっいた。というのは、どうせ書いてく間は、メディアとは非常に距離を置んですよ。社長になってから約1年意識的に出ていないつもりもない取材にはあまり応じていません。││豊田社長はこれまで経済誌のスに立つ」と言うより多くの人に、う(2)。私が「バッターボックのイチローさんとの対談なんかはそかもしれない。東京モーターショーが語ってくれたほうが効果があるのその思いというのも、私以外の人すると、自分の思いから遠くなる。と、数値だけが独り歩きする。そう自分の言葉でいろんな数値を語るイルが目立ちます。はなく「思いを伝える」というスタ││記者会見などでは「数値」でく変わった瞬間があのときだ。接自分で語らないとダメだと、大きテレビ番組に出た。自分の思いは直かし、独り歩きした数値で褒められすいほう(数値)に行きますから。しやっぱりサラリーマンはわかりやを語る重さ、これはもう全然違う。でのいかなる社長よりも、私が数字さは認識していたつもりです。今まから。だが、私自身が数値を語る重きた経験が社員にも社外にもあっただった。ずっと数値で引っ張られてわからない」というのが周囲の反応ていたときは「何を言っているのか社長になった頃、思いだけを伝えに、気持ちをわかってもらいたい。り理解してもらい応援団を作るためふっと入る。トヨタという会社をよきたんですか。││なぜ世の中の評価が変わってでも、それでいいとも言われた。「バカなんじゃないの」たのは、ここ2?3年。ことを評価してもらえるようになっないんじゃないかな。気持ちを語るけ変化が激しい世の中についていけ(3)、この規模の会社は、これだ「リーダーズ」でやっていかないととを聞けとかではなくて複数形のたいとか、一人のリーダーの言うこ35週刊東洋経済2016.4.9撮影:尾形文繁