ブックタイトル四季報らくらく活用
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四季報らくらく活用
されている。そのほかの【見出し】についても何を説明しているものかを表で見ておくとよいだろう。【独自増額】【独自減額】は四季報記者が会社側予想と異なる予想をしているときにつけるもので、見逃せない【見出し】だ。見出しの数で経済の今を読む前㌻の表は『四季報』2016年1集(新春号)の巻頭に掲載している【見出し】ランキングを15位まで拡大したもので、プラスイメージとマイナスイメージの見出し別に色づけしたもの。このランキングからは各号の全体的な業績見通しの方向感が見て取れる。15年は夏に向けては、総じて企業業績は強気な見通しで占められていた。しかし8月後半になると中国経済への懸念がにわかに台頭。12月には米国が9年半ぶりに利上げに踏み切り、株式市場が軟調化。企業業績への悪影響が心配され始めた。事実、11月後半から3月期決算会社の第2四半期決算発表が始まると、後半の業績にブレーキがかかり始めた企業と好調を持続する企業とに明暗が分かれた。見出しランキングを2015年2集から時系列に追って見ていくと、【一転減益】(=前号では「増益」と予想していたのに、今号では「減益」予想に変わってしまったこと)という見出しが上位に入るなど、減速ぶりが如実に表れている。【見出し】の推移を過去の号から順番に11