ブックタイトル四季報らくらく活用

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概要

四季報らくらく活用

が達していなければ、まだまだ上値余地があると考えられる。最後に注意点をもう一つ。それは“万年割安株”と呼ばれる銘柄についてだ。一見すると業績は悪くないのだが、業界平均のPERやライバル企業と比較しても、PERの差が一向に縮まることがなく、低い評価が定着しているケースがある。これが万年割安株だ。低いPERだからといってすぐに飛びつかないように気をつけよう。同業種やライバル企業がわからない時は、業績欄の上にある、【業種】が同じ銘柄や【比較会社】欄にある比較会社を見れば、簡単に見つけることができる。3PERで銘柄を選ぶ際の?PERは1株純利益と株価を使って算出?業界平均やライバル企業、過去の水準と比較して判断を?『四季報』で判断材料をそろえようつのツボのWEB版もっとオンラインでできること四季報オンラインを使えば、業界平均やライバル企業のPERがもっと簡単に調べられる。四季報ページのチャート右側にある「ライバル比較」欄を見れば一発だ。平均値はこの欄の売上高や時価総額の近い銘柄で計算するといいだろう。たとえば、大成建設(1801)の場合は、大手ゼネコン4社(大成建設、大林組<1802>、清水建設<1803>、鹿島<1812>)が売上高も時価総額も近い。この4社のPERを平均すればよさそうだ。「ベーシックプラン+チャートオプション」以上に申し込むと、各銘柄のプレミアム企業情報25