ブックタイトル四季報らくらく活用
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四季報らくらく活用
一つ目は、株主優待は会社が自由に廃止したり変更したりできる点。会社の業績が悪くなると株主優待制度を縮小したり、廃止することがある。居酒屋「和民」などを展開するワタミ(7522)は、2015年9月までは100株の株主になると6000円分の食事券を年に2回、計1万2000円分の食事券をゲットできた。実質的な利回りは10%を超えていたが、財務の急激な悪化に伴い、11月24日に優待の見直しを発表。2016年3月末の株主からは1回の優待を3000円分に減らすとした。こうした事態を避けるため、【業績】欄で会社の業績が順調かどうかチェックしておくべきだろう。二つ目は配当金と同じで株主優待をもらう権利を得られる日(権利確定日)に株を保有していなければいけないこと。これは配当の43